ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(11/13/夜)ー

悠「寒い寒い」

真桜「ちょうどいいなの」

ともき「地方ではみぞれが降ったとか」

悠「やめてー!」

真桜「雨と雪はたしかに洗濯ものが外に干せないから困るなの。」

ともき「確かに」

悠「降ってくるのは美少女だけでいい」

ともき「そんなものが降ってくるか」

悠「毎日空を見上げてればあるいは……」

ともき「ねーよ!」

悠「ちぇー」

真桜「でも、実際に落下してきてみろなの。受け止めれたらいいが、変に損ねたらどっちも重体、完全にミスったら目のまえでトマトケチャップが出来上がるなの」

ともき「エグイな」

悠「美少女なら受け止める。絶対にだ!」

ともき「お前ももっと別のことに本気になれよ」

悠「……ゲームのレベル上げ?」

ともき「本気の振り幅狭いな」

真桜「そんなに美少女を抱っこしたかったら真桜を抱いてろなの」

悠「抱っこして欲しいなら素直に言いなさい」

真桜「真桜は素直を安売りしねーなの」

ともき「素直の安売りって何?」

真桜「むしろ、そういうことをいわれずに行動できるかが男の見せどころじゃねーのかなの」

悠「……一理ある、な」

ともき「はいはい、好きにしててくれ」

悠「見てみろ、自分は余裕ですよの男はああだから違うよな」

真桜「ヘタレのくせになの」

ともき「ちょっと待て、コラ」

真桜「悠が悪いなの」

悠「ほほう、ここでおれを売る、か」

真桜「悠が悪者になれば大抵最後は丸く収まるなの」

ともき「悪者になればって言うか大抵の場合、原因は悠にあるしな」

悠「それって都市伝説だよ?」

ともき「どんな都市伝説だ!」

悠「小鳥遊悠がスケベとか股間が本体とかろくでなしとか」

ともき「全部事実だろ」

悠「股間が本体じゃねぇ!」

真桜「それ以外は事実だったってことなの」

悠「むむむっ」

ともき「何がムムッだ」

悠「いや、「ムムッ」じゃなくて「むむむっ」」

ともき「めんどくせぇ」

鈴猫「こんばんわ。うー、寒いねぇ」

真桜「だったら腹なんか出してないで腹巻き巻いてろなの」

鈴猫「いきなりこの言われよう…」

悠「おれがもねもねして温めてあげるよ」

鈴猫「も、もねもね?」

真桜「膝の上に両手置いて座ってねぇとゲーム全部ブックオフに売るぞなの」

悠「やめて!!」

ともき「まるで母親だ…」

真桜「母といっても妻というほうの母なの」

鈴猫「むっ」

悠「じゃあ、こうしよう。鈴猫が座る。その膝に真桜を乗せる。そこかお姉ロリタイム」

ともき「なにが、じゃあ、こうしようなのか分からないな」

悠「おねショタというジャンルがあるんだ。おねロリがあったっていい!」

真桜「ただのレズじゃねーかなの」

鈴猫「レッ…///」

真桜「カマトトぶりやがってなの」

鈴猫「ひとが大人しくしてれば言いたい放題言って…」

悠「からの見つめ合いで、ちゅー」

真桜「するかなの!」

鈴猫「しません!」

悠「鈴猫×真桜って結構有りだと思うんだけどな。なぁ?」

ともき「こっちにふるな」

悠「じゃあ、小鳥遊クイズ!長さが35キロほどある野菜とは?」

真桜「キュウリなの」

鈴猫「早い……なんでキュウリ?」

真桜「教えてやんねーなの」

鈴猫「ホントにこの娘は……」

ともき「あー、35キロメートルは約9里。だからキュウリか」

悠「Exactly!そのとおり!」
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