ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(10/6/夜)ー

悠「……なぁ」

金剛「なんだ」

悠「おっぱいってさなんであんなに神々しいのかな」

金剛「……母性の象徴的な何かがあるんじゃないか?」

ともき「そいつの戯言なんで適当に聞きながしてくれていいんですよ?」

悠「なにを仰るウサギさん」

ともき「誰が兎だ」

悠「ともき」

ともき「……このやりとりはもうしない」

悠「じゃあ、金剛やって」

金剛「は?」

悠「なにをおっしゃるウサギさん」

金剛「……誰が兎だ」

悠「ともき」

ともき「間接的……いや、ピンポイントに狙ってんじゃねぇ!!」

悠「そういえばズワイガニ漁が始まるなぁ。じゅるり」

ともき「話しを聞け!」

悠「おっぱいの話し?」

ともき「カニの爪が指腹の内側から突き刺さって爪が剥離しろ」

悠「想像しただけで痛いなぁ」

金剛「カニなぁ、俺はそんなに好きじゃないな。身をほじるのがメンドイ」

悠「アレが良いんじゃないか。」

金剛「お前は普通に凄いからな」

ともき「そんなに?」

金剛「蟹の肉という肉だけをワープさせたんじゃないかっていうくらい綺麗にかつ完全にほじくり抜く。残った殻も無駄にバキバキ折ったりしないから接着剤でもつかえば元に戻る」

悠「蟹フォークなんてイラナイ。楊枝があれば余裕」

ともき「その集中力を他にいかせ」

悠「前戯とか?」

ともき「……」

悠「無視されちゃった」

金剛「下品過ぎたんだろう」

真桜「真桜はそんなことされたことがないなの」

悠「するわけ無いだろう。幼女。そしていつのまに現れた」

真桜「ズワイガニの辺りからなの」

ともき「結構前から来てたんだ…」

悠「幼女がこんな時間にこんな場所まで出歩いて、ダメでしょ!」

真桜「個人タクシー使ったから問題ないなの」

金剛「個人タクシー?」

真桜「崇の車なの。高い車は高いだけにそこそこ良いい乗り心地だったなの。運転手がおしゃべりでないのも良いなの。」

悠「やめろよ……。崇を使うのは……っか、タカシは?」

真桜「用事があるっていって真桜を降ろしたらどっかいったなの。悠の世話は大変だろうけどしっかり見てやってくれと言われたなの。」

悠「幼女になにをいっとるんじゃあの男は」

ともき「まぁ、しっかりしてるのはどう考えても悠じゃなくて真桜ちゃんだしな」

金剛「むしろ、悠の家を支えてるのは真桜じゃないか?」

真桜「夫がこんなだと妻は苦労しっぱなしなの。」

悠「おいおい、全員で寄ってたかって何をいっている。」

真桜「フラフラフラフラして、外で女を作って、たまに帰って来たと思えば女を連れ込む。真桜じゃなかったら刺してるところなの」

悠「作ってないし連れ込んでもねぇ!!」

ともき「全部事実だろ」

真桜「外にいって女をひとり、出かけた先で女をひとり、どこかに寄って女をひとり、帰り道で女をひとり、家に帰ると数人の女を侍らせる……。」

ともき「なにその怪談」

金剛「バケモノだな」

悠「そんなフラグまみれのハーレムルート歩んでみたいわ!ということで小鳥遊クイズ!酔っぱらって魚屋さんに行ったら、店主に来店拒否されました。その時に言われた4種類の魚の名前とは?」

真桜「釣った魚にえさをやらないのはクズの所業なの」

金剛「釣ったことに気が着いてないのは?」

真桜「救えないなの」

ともき「ホントに真桜ちゃんは苦労してるなぁ」

悠「クイズを考えようよ!!」

真桜「さけさめたらこい」

悠「うにゅぅ……正解」

金剛「は?なにが?」

真桜「鮭、鮫、鱈、鯉。一部は魚屋で扱ってるかはともかく魚の名前なの」

金剛「おーおー。すげぇ」

ともき「流石だなぁ」

真桜「余裕なの」
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