ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(10/26/夜)ー

悠「最近のゾンビは走り過ぎだ」

ともき「走らないゾンビの方が今時少なくないか?」

悠「まぁ、バイオハザードのはBOWだけどな」

緋斗「ボイン、おっぱい、嬉しい」

悠「嬉しいね」

緋斗「何か冷たいわ…」

ともき「アレって結局何でゾンビになるんだ?」

悠「Tウィルスに感染したからだろ」

ともき「いや、それはそうなんだろうけど」

悠「Tウイルスに感染した人間は、極度の飢餓感を感じるようになって、やがて全身のかゆみを訴え始める。新陳代謝が機能しなくなるために皮膚が腐り始め、人間としての意識を完全に失った結果、食欲だけにつき動かされる存在-ゾンビとなるんだよ」

緋斗「へー、そうなんや」

悠「さらにTウイルスには多くの種類があり、感染したウイルスの種類によってゾンビの特性
も多少変化するが、共通する特性は、通常の人間よりも腕力・耐久力などが上昇しているという点だな。ウェスカーとかは自分に打って制御して超人化したりもするけど」

緋斗「ってことは悠やんはTウィルスを摂取しとるん?」

悠「口からくちゃぐちゃしたの吐きだしてやろうか」

ともき「こいつは惑星からの物体Xだ」

悠「余計に全体がグチャグチャすっぞ!」

優日「よう、追跡者」

悠「誰が追跡者だ。触手出すぞ触手」

優日「好きじゃん触手」

悠「嫌いだよ。9999っていうトラウマ」

ともき「そのネタ好きだな、お前」

悠「好きとか嫌いじゃなくてトラウマ」

優日「好きなトラウマってないけどね」

悠「この野郎!」

グィッ
緋斗「なんでこのタイミングで俺は胸ぐら掴まれたん?!」

悠「なんとなくだ!」

緋斗「何となくでやめて?!」

優日「それでなんでゾンビトーク?」

ともき「さぁ、悠が話しだしたからかな」

緋斗「ヘルプミー!」

悠「クイズに答えられたら助けてやる。」

優日「ワギャンのボスみたいだね」

ともき「アレの難易度むずかしいでやった時のクイズの絶望感」

優日「浜辺でジャンプしているヤドカリ親子とか分かるか!」

悠「小鳥遊クイズだ。始発のA駅からB駅までは電車で15分。B駅からC駅までは5分、C駅から終点D駅までは10分。ところがA駅からD駅までの所要時間は30分ではない。では、いったい何分かかる?あと、この電車は環状線ではなく、停車時間も関係が無い」

緋斗「簡単やん。電車の駅がA→B→C→DやなくてA→C→B→Dだったんやろ」

悠「ボケろよ!」

緋斗「ボケたら殴るやん」

悠「うん……あ、いやツッコミだよ」

緋斗「思いっきり肯定したし!!」

優日「仲いいね。あのふたり」

ともき「いやぁ……仲いいっていうか悠が玩具にしてる感がするんだけど」

優日「じゃあ、ともき君とのやりとりは仲が良いってことでOK」

ともき「……」

優日「わぁ、すっごい微妙な顔になってるよ」

悠「なんでだよ!おれのこと大好きだろ!」

ともき「そこそこかな」

悠「照れやがって!」

ともき「殴りてぇ。いや、殴っとくか。すいません、ハンマー的な物あるかな」

碧「あるよ。大鬼鉄。」

悠「それはハンマー的なものじゃない狩猟鎚だ」

優日「モンスターに使うから間違いではないよね。」

緋斗「確かに」

悠「あぁぁぁあぁん?」
グィッ!
緋斗「やっぱり俺だけこんなんや!!」
68/100ページ
スキ