ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(10/23/夜)ー

悠「性質が悪い」

ともき「自分のことか?」

悠「そうなんだよ、もう自分の性質の悪さにビックリって……コラッ!」

ともき「……」

悠「もう、いつからこの子はこんなに嫌味っぽくなったのかしら」

亮「原因の一端は悠じゃないか?」

悠「なにをおっしゃるウサギさん」

亮「誰がウサギさんだ」

ともき「そうだぞ。原因の一端じゃない」

悠「ほらみろ」

ともき「大半だ」

悠「ホッホッホーホケキョ」

ともき「もう春まで寝てろよ」

悠「できればそうしたいよっ!」

亮「酷い逆切れだ」

悠「でも、ほら、おれって人気者だから色んなところで引く手あまたじゃん」

亮「何か初霜が降ってた地域があるらしいぞ」

ともき「冬になってってるなぁ」

悠「……色んなところで引く手あまたじゃん?」

亮「引かずになおも踏みこんできた」

悠「引かぬ、媚びぬ、返りみぬ!これより我らは死地へと踏み込む!」

ともき「おひとりでどうそ」

悠「やーだー、悠君ひとりじゃさみしいのぉー」

亮「これは酷い」

悠「ひとりぼっちは酷いよな」

ともき「いや、お前の存在が酷い」

悠「……ひとりぼっちはさみしいもんな」

ともき「いや、知らないけど」

悠「まどマギネタはダメか?ついていけないか?」

ともき「お前という存在についていけない」

悠「じゃあ、先行して一周して後ろについててやるよ」

ともき「今日は一段とうっとおしいな」

悠「見納めかもしれないぞ」

ともき「それは嬉しいな」

悠「ちくしょう!!」

亮「それでなんでそんなテンション高いんだ?」

悠「え?」

亮「え?」

悠「えーと……空が青いから」

ともき「ここ地下で、さらにいうなら外は夜だぞ」

悠「心の目で見つめるのです。」

ともき「汚れてるだろ」

悠「面白いことをおっしゃる。おれの心の目は途轍もないぜ?画面全域を覆い尽くす波動レーザーを撃ちまくる」

亮「サイクロプスかなんか?」

ともき「そもそも画面全体ってなんだ」

悠「お腹すいたなぁ。フォアグラのテリーヌの油いためとか食べたい」

ともき「無駄に手間のかかるものを…」

亮「しかも何気に豪華」

悠「まぁ。おれフォアグラ苦手なんですけどね。どやぁ!」

ともき「どやぁの意味が分からない」

悠「小鳥遊クイズ……いっちゃうおー!ある家の4人兄弟の話。生まれたばかりの赤ちゃん、幼稚園児、小学生、中学生のあるモノを調べたら、 中学生→幼稚園児→小学生→生まれたばかりの赤ちゃん、の順で多かったという。どこの兄弟でもそうなるわけではないが、珍しいことでもないという。 あるモノとはいったい何?」

亮「突拍子がなさすぎるぞ」

悠「勢いのフロンティア」

亮「分からない…」

悠「フロンティアっていうのは最前線、新天地って意味だ」

亮「勢いの最前線、勢いの新天地っておかしくね?」

悠「細けぇこたぁいいんだよ。」

亮「えぇ…」

ともき「ちなみに答えは歯でいいのか?」

悠「Exactly!この歯フェチめ!」

ともき「肉叩く器具あるかな。」

碧「あるよ。ミートハンマー」

悠「それで叩かれたら凹む。物理的に凹むから」
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