ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(10/16/夜)ー

悠「だから……」

道玄「そう……だが……」

悠「もっとこう……」

ともき「なんか、珍しく真面目な顔してる」

緋斗「隕石でも降らなええんやけど」

悠「……でだ」

ひゅっ!
こぉん!
緋斗「あいた?!」

ともき「なんか投げてきたな」

崇「氷だ」

ともき「……よく見えましたね。」

崇「まぁな」

緋斗「おでこ痛い……」

悠「誰が真面目な顔してたら星の欠片が降り注いで大地に穴を穿つだ!」

ともき「隕石が降るでいいだろ」

崇「なに悪巧みしてた?」

悠「悪巧みなんてしたことがない」

ともき「滝にでも打たれて身も心も一度清めて来い嘘つき野郎」

緋斗「ぽそっ(嘘つきー)」

悠「あぁん?!」

ガシッ!
緋斗「やだもう地獄耳!」

道玄「やめてやれ」

グワシッ!
悠「あばばばば!頭が頭が木っ端する!!」

崇「新しい顔を用意してもらえ」

悠「アンパンでできてねぇよ!」

道玄「脳ミソパンか」

悠「パンじゃない!」

崇「食いたくないな」

悠「うるせぇ、猿の脳味噌でもおかずにくってろ!」

道玄「アレはおかずじゃなくてデザートだ」

緋斗「うげぇ……」

道玄「ただし、猿を食べる行為に対してはエボラ出血熱やHIVおよびCJDに感染する危険性も指摘できる……がな」

緋斗「ひぇぇ……」

悠「話しを変えよう。小鳥遊クイズだ。ある百貨店には、日本語を覚えたばかりの外国人店員さんがいました。彼によると「待つ」 は洋服売り場、「座る」 は食器売り場、「引く」 は文房具売り場だと言う。では 「探す」 は何売り場でしょう」

道玄「儂は分かった」

悠「へぇ、やるじゃん」

道玄「口の聞き方」

ゴッ!
悠「硬拳骨?!」

ともき「んー……あ、俺も分かった」

緋斗「待ってや、今日こそは自力で解くで」

崇「ふー」

悠「そして考える気はないんだな、お前は」

崇「無い」

悠「……ま、いいけどな」

道玄「ようは読み方だろ」

緋斗「読み方……読み方、座る、すわる、ざる?ザル!ってことは……待つ、たいつ、タイツで、引くは……インク。この流れでいったら探すは……!」

崇「タンスか」

悠「Exactly」

緋斗「……」

ともき「……ドンマイ」

道玄「王の横取りか」

悠「いいところだけを掻っ攫うとか酷いヤツだ」

崇「くくっ」

悠「笑ってやがる。緋斗、何かいってやれ」

緋斗「えーと…」

崇「……」

緋斗「あざっす!」

悠「なんでやねん」
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