ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(10/14/夜)ー

悠「何がめんどくさいって灰水晶とか火薬石とか運ぶのがめんど臭い」

ともき「でも、やるんだろ」

悠「もちろん!」

拳二「やめられない止まらないはギャンブル依存症みたいなもんだな」

悠「いっしょにすんなボケ!」

後楽「ギャンブルじゃないんだよ。仕事なんだよ」

悠「うるせぇぞクソジジイ」

後楽「最近、おじさんのことをジジイ扱いし過ぎじゃないかな?どう見てもまだまだナイスミドルなのに」

悠「殴りたいのを我慢してやってるんだ有り難く思え」

後楽「えぇー」

ともき「なんかすごい会話だな」

拳二「もともと、こいつは手が出るのが早いんだよ」

悠「おれほど知的かつ論理的ないい男も珍しい」

ともき「嘘つきっていうのはお前をあらわす言葉なんだろうな、きっと」

悠「あら酷い」

ともき「うるせぇよ」

拳二「もっといってやってくれ」

悠「あー?」

ともき「こいつには言ったところで聞きませんよ」

悠「ともき、それは違うぞ」

ともき「は?」

悠「ここらに居るやつらは普通にひとの話しなんて聞いちゃいない」

拳二「かっかっか!」

後楽「かっかっか!」

ともき「……確かに」

悠「だろう?」

ともき「だからってお前が話し聞かなくていいって理由にはならないからな」

悠「(´・ω・`)」

ともき「うっとおしい顔をするな」

悠「可愛い顔の間違いだろ」

ともき「はぁ?」

崇「間抜け面だろ」

悠「誰が間抜けだ!」

拳二「よう」

崇「あぁ」

悠「いきなり失礼な切り口から入るヤツだな!」

崇「他にあらわす言葉が見つからなかったんだ気にするな」

悠「うん!」

ともき「気にしないんだな……」

悠「いちいちコイツのいうことを気にしてたら身が持たない」

崇「お前がいう台詞かソレ?」

悠「あー?」

拳二「かっかっか、どいつもコイツも本当に口が減らないのに話しは聞かないやつばっかりだな」

悠「お前がいうな!」

後楽「おじさんがいおうか?」

悠「黙ってろジジイ!」

ともき「五十歩百歩だな」

悠「さて、ここで小鳥遊クイズだ。『THMY?MNYKT』このアルファベットは、ある法則にしたがって並んでる。「?」に入るアルファベットは何んだ?」

崇「知らん」

拳二「分からん」

後楽「ぐぅぐぅ」

悠「この野郎ども……」

ともき「ヒントは」

悠「カレンダーかな」

ともき「カレンダー……月、日にち…………あっ、Iか?」

悠「正解!」

崇「I?」

ともき「T:ついたちH:ふつかM:みっかY:よっかI:いつかM:むいかN:なのかY:ようかK:ここのかT:とおか。だからI」

拳二「なるほど」

後楽「そういうことか」

悠「お前らはもう少し考えるそぶりをしろ」
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