ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(10/10/夜)ー

悠「なんか今日暑いな……いや、違うかおれのハンター魂が燃えているのか」

ともき「めんどくさい」

緋斗「言うてしもた真実」

悠「なんだとゴラァ!」

グワシッ!
緋斗「そして案の定、俺に掴みかかってくる!」

悠「定めじゃ…」
ゴゴゴゴ

悠(女)「はい、ここで小鳥遊クイズです。今の台詞は誰の台詞でしょう?」

福太郎「四魔貴族、魔炎長アナウス」

悠(女)「グッド!」
ビシッ!

悠「ほーら、答えられないとドンドン頭が締まっていくぞ」

グググッ
緋斗「いつから俺の生死がかかったクイズになったん?!」

福太郎「なんか答えてごめん」

ともき「いや、謝る必要はないと思いますよ」

緋斗「しくしく、もしかして俺って嫌われとるん?」

悠(女)「自分が人に嫌われてんじゃないかって心配している皆さん、安心してください。そういう場合は大抵本当に嫌われています。」

緋斗「ぐはっ!」

ともき「おい、やめてやれ!なんか思いのほかダメージ受けてるぞ!」

福太郎「はい、古畑任三郎。エピソード・ピアノレッスン、オープニングトーク」

悠(女)「Exactly!」

ともき「クイズだったのか?本当にクイズだったのかソレ?」

悠(女)「あはっ。あはは、あーっはっはっはっはっーーげほっ!ごほっげぇごほごほっ!」

福太郎「すんません、水ください」

碧「軟水と硬水あるけど」

福太郎「んー、海洋深層水で」

悠(女)「ゲホっゴホッ!」

悠「今がチャンスだぞ。やつは咳き込んでいる。蹴りぐらい入れて来い」

緋斗「そのあと金的を蹴られたらたまらんので遠慮します」

ともき「正解だな」

福太郎「はい、海洋深層水」

悠(女)「ひゅーひゅーんぐんぐ……はぁはぁ、水渡すの…遅くない?」

福太郎「六甲のおいしい水のがよかった?」

悠(女)「そーでなくて!」

悠「ところで、またまた小鳥遊クイズなんだけど好きな人に想いを伝えられない人ばかりが働く国際的機関は?」

悠(女)「ゲホケホッ……なんで、咽に唾液が絡むとこんなに咳き込むんだろうな」

福太郎「ドストレートに気管にシュートするけんちゃう?」

悠(女)「この程度で咳き込んでたら白濁色の液体だともっと大変なのにな」

ともき「マヨネーズでも飲んでろ」

悠(女)「マヨチュッチュ!」

悠「……」

緋斗「えと、告白できないで国連(告れん)?」

悠「Exactlyだ」

緋斗「ほっ」

悠「緋斗、お前に言っておきたいことがある。」

緋斗「ん?」

悠「他のヤツがどうかは知らんがおれはお前のこと友人として好きだぞ」

緋斗「悠やん……もちろん俺もやで!!」

悠「……お前、あんがい詐欺に引っ掛かりそうなタイプだな」

緋斗「上げて落とすとはこのことかっ!!」
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