ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(10/1/夜)ー

悠「十月!」

白巳「がつ!」

悠「生存戦略!」

白巳「りゃくっ!」

悠「いえーい!」

白巳「えーいっ!」

ともき「テンション高っいな」

悠「寒くなることに怯えてなんかないんだからね!」

白巳「ねっ!」

優日「そういえば朝夕ずいぶんと涼しくなってきたね」

悠「寒いの怖い、寒いの怖い、寒いの怖い……」
ガタガタ

白巳「きゃっきゃっ!」

ともき「ノイローゼか」

優日「白巳ちゃんは震える振動を楽しんでるね。」

悠「誰がロデオマシーンだ」

ともき「暴れ馬のほうがまだ大人しいよ」

悠「あぁ、おれの下半身は確かに暴れん棒将軍だ」

ともき「シザーマンとかが使いそうな大きなハサミあるかな」

悠「そんなもの有るわけが……」

碧「あるよ。チェーンとかも断ち切れるの」

悠「それ、ハサミと違うチェーンカッターや」

ともき「汚いものを斬るか」

悠「ひいぃぃ!」

優日「本体がやられるとやっぱり困るんだね」

白巳「すぅすぅ…」

悠「本体とかでなくても斬られるとかいったら困るわい!」

優日「やー、あったかいわー。しかも、柔らかくていい匂いがする」
ぎゅ
白巳「しゅぴぴ…」

悠「保温力最高だからな」

ともき「もう完璧に暖房具扱いだな」

悠「スタンドだ!」

優日「それもどうかと思う」

悠「ところでさ、小鳥遊クイズなんだけど。頭やお尻につけることができますが、手足にはつきません。すぐそばに鳥や、くじらがいることもあります。これって何?」

ともき「なんで世間話しっぽく始めた」

悠「自然な流れに組みこんだのさ」

ともき「組みこめてないから」

優日「くぅくぅ…」

白巳「しゅぴ~…」

悠「こら、寝るな」

優日「あったか柔らか気持いい……人間をダメにするソファより危ないわぁ」

悠「ホワイトスネークは眠らせて溶かす能力もあるからな」

ともき「だからスタンドじゃないだろ」

悠「クイズの答えは?」

ともき「……目頭、目尻、鳥目、目くじらの目だろ」

悠「Exactly。賞品の目玉風白玉です」

ギョロ
【眼球】

ともき「……リアル過ぎて気持ち悪い。本物じゃないだろうな」

悠「白玉と餡子だよ。ハロウィンに茶屋でだそうと思ってる」

ともき「数少ない客がいなくなるぞ」

悠「指羊羹のほうが良かったかな……もしくはミミズ寒天とか」

ともき「技術の無駄使いも甚だしいな」

優日「もぐもぐ……うん、味は悪くない。味は」

ともき「食ったお前の勇気が凄いよ…」

悠「白巳、あーん」

白巳「あーん、ころころ、ころころ」

ともき「怖いから。目玉白玉を舌で転がしてたら怖いから!」
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