ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(9/27/夜)ー

悠「ふんふん~♪ふふんふふん~♪」

ともき「ずいぶんとご機嫌だな」

悠「……」

ともき「なんだよ」

悠「もしかしてだけど~」

ともき「も、もしかしてだけど~?」

悠「それっておいらのことを誘ってるんじゃないの~」

ともき「いったい何をやらせる」

悠「最近ドブロックが気にいってな。乗ってくれるかなと思ったけど、やっぱりともきは乗ってくれた。おれのことが大好きなんだな」

ともき「寝言は寝ていえ」

悠「おはようからおやすみまでおれと共にしたいと?照れるなぁ」

ともき「幻ともいわれる希代の剛剣とかないかな」

碧「あるよ。剛剣マンジカブラ」

悠「なんである、ってか何処のダンジョン潜ってるんだよ……」

ともき「これで叩きっていいよな?」

悠「切られると痛いからダメ」

寅「だが……痛みを持って教えないと何も理解しないだろ。お前はド級のアホだし」

悠「キャートラチー」

寅「シィッ!」

ドゴッ!
悠「うぶっ……エレエレエレエレ」

碧「吐くな!飲めッ!」

悠「ぶばっぶばっぶばばっ!」

ともき「吐きながら喋るなよ…」

寅「なんていってた?」

ともき「飲んだらさらに吐くって」

寅「よく理解できんな」

悠「あー、なんかすっきりした」

寅「そりゃよかったな」

悠「よくないよ!ったく、エチケット袋持ってなきゃ大惨事だぞ」

ともき「なんでそんなもん持ってる」

悠「紳士の身だしなみかな」

寅「頭おかしいだろ」

悠「なんでやねん。おれほど常に色んなことを考えて行動している人間はいない!」

ともき「じゃあ、何考えてる?」

悠「夜中に散歩してたらララとかニャル子とかを拾わないかなって考えてる」

ともき「あぁ、安定の病気脳だった」

寅「殴れば治るか?」

悠「もともと壊れてねーし!たまにあったと思ったら何なんだ!」

寅「たまに会ったと思ったらすげぇイライラしたってことだ」

悠「にゃーん、僕ちゃんの負けっ」

寅「シィッ!」

ゴリスッ!
悠「ぴぎぃ!な、なんで……なんで、骨盤を狙ってくる……」

寅「腹殴ってゲボらせたら店に迷惑だろ」

悠「だからって骨盤殴るなよ……あぁぁ……この妙な痛みが嫌だ……」

寅「自業自得だ」

悠「うぅっ…それではううっ…小鳥遊クイズです。うぅ…パパとママは2回ずつ会えるのに、父と母は1回も会えません。これって何の事?うぅ…」

ともき「呻きながら問題出すなよ」

寅「トドメなら刺してやるぞ」

悠「おれにトドメを刺さなくていいからクイズに答えろよ!」

寅「お前とクイズをするなんて承諾してねぇだろ」

悠「お約束だろ!」

寅「知るかボケっ!!」

ともき「……一応答えるとしたら唇の動きだろ」

寅「あ?」

ともき「パパ、ママなら二回口を動かす。けど、父と母は動かさない」

悠「Exactly!」

寅「シィッ!」

ジャッ!
悠「あぶねぇ!!」

寅「チッ」

悠「なんで今殴りかかったんだよ……」

寅「何かムカついたからだ」
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