ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(9/25/夜)ー

悠「顔をうずめたい尻と叩きたい尻ってどっちが素敵かな」

ともき「……」

悠「なんだ?」

ともき「いや、次から次によくそんなことを考えられるなと思って」

悠「へへっ」

ともき「はいはいテンプレテンプレ」

悠「そういう返しは辛いなぁ」

拳二「あ~あぢぃ。なんなんだ今日は昼間あんなに照りやがって」

悠「おい、山を追いやられたビッグフットが人里まで降りてきてるぞ」

拳二「なんの話しだ?」

悠「ビックフットの話しだ」

拳二「ほー、興味ねぇわ。冷たいのくれ冷たいの」

悠「お兄さん、こちらのイエティ……いや、ゴリティに液体窒素ひとつ」

拳二「んなもんいらねぇよ!」

ともき「ゴリティ…」

拳二「とりあえず金」

悠「ね、猫」

拳二「昆布。シリトリじゃねーわ!」

悠「シリトリより、尻に顔をうずめたい」

拳二「俺ぁ尻より乳のほうが好きだ」

悠「チッ」

ともき「いや、お前が舌打ちする意味が分からない」

悠「おれは頭の先から足の先まで要所要所大好きだが?手首とか爪とかふくらはぎと太股の肉の接面とか」

ともき「お前の特殊性癖に興味は無い」

悠「まだ内臓フェチまでには達してないからセフセフ」

拳二「なんでもいいけど金」

悠「猫草」

拳二「うるせぇ!」

悠「まったく、ユーモアの分からないヤツだ」

拳二「お前のはユーモアっていわねぇだろ」

悠「小鳥遊クイズです。八百屋さんである野菜を見つけたら、みんな怖い顔になってしまいます。さて、その野菜は何?」

ともき「ユーモア以前に会話が成り立ってませんからね」

拳二「ほんとにな」

悠「相手の話に飲みこまれないための会話術だ」

ともき「会話ができてないのに術も何もないだろ」

拳二「まぁ、話しってのは最終的に「聞かせる」もんだしな」

悠「ヤクザ!」

拳二「ヤクザだが?」

悠「ひぃいいっ!!」

ともき「お前そのやりとり好きだな」

悠「拳二は嫌いだけどな」

拳二「かっかっか」

ゴンッ!
悠「のぅっ?!」

ともき「ちなみにクイズの答えはニラでいいのか?ニラを見て怖い顔になった、睨みて怖い顔になった」

悠「正解、だけど。脳がシェイクされりゅ……」

拳二「相変わらずナニでできてんだその頭。殴ったこっちがいてぇわ」

悠「髪の毛を操ってガードしてるんだよ」

ともき「ブラフォードか」

悠「キミに幸運と勇気を!!」

拳二「なんのこっちゃ」

悠「はぁ、ムチムチの尻に頬ずりしたい」

ともき「タワシに頬ずりしてろ」
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