ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(9/16/夜)ー

悠「アカン」

緋斗「ん?」

悠「最近夜が冷えてきてる」

緋斗「あー、せやね」

悠「死んじゃう……」

ともき「死なねーよ。特にお前は何だかんだ言って冷凍庫に閉じ込めても図太く生きてそうなタイプだよ」

悠「死してなお恐ろしいスカルミョーネ!」

ともき「しらねぇよ」

悠「このやりとりしたよな」

緋斗「なんやかんやいうて元気やな。悠やん」

悠「元気じゃないときは殴られたりしてる時だよ」

崇「お前はそういう時のほうが元気だろ」

悠「ひとをマゾみたいに言うな」

崇「マゾではなくとも馬鹿だろ」

悠「おれは愛すべきバカだ」

ともき「……」

崇「……」

緋斗「……」

悠「無視すんな!」

ガシッ!メキキキッ!
緋斗「痛たたた?!痛い痛い!なんで?!なんで俺だけ関節極められるん?!」

悠「そこに……いたからかな」

緋斗「山があるから登るみたいなノリでいわれた?!」

六花「毎度う!」

崇「なんだ?」

六花「カットフルーツの訪問販売!」

悠「売れ残りの処理の間違いだろ」

六花「ちなみにタイミングを見計らえばキャバ嬢に売れる売れる」

悠「よし、おれも手伝おう」

ともき「そんな事してる暇があったら家に帰ってろ」

悠「(゜.゜)」

ともき「カットフルーツ一つ買うからアレ蹴飛ばしてくれないか?」

六花「よしきた!」

ビュパッ!
ゴスッ!
悠「シラハドリ!」

緋斗「頭上で手を合わせとるけどめっちゃミドルキック直撃しとるよ?」

悠「うぇぇ……うげぇ……」

六花「一パック五百円になります」

ともき「どうも」

悠「お腹痛いよォ、痛いよォ」

崇「トドメが欲しいのか?」

悠「いらんわい!」

緋斗「元気やん」

悠「痛いよ!」

ともき「本当に殴られたりしてる時のが元気なんだな」

悠「元気じゃないよ!痛いよ!」

六花「良かったらもう一回いこうか?一パック五百円だよ」

悠「なんで金払ってまで蹴られなきゃいけない」

六花「いや、趣味なのかなって」

悠「一パックかってやるからそこでY字バランスしろ。ぱんつ鑑賞してやる」

六花「五千円になります」

悠「桁が増えてるだろ!」

六花「そりゃまぁ……サービスによって値段は変わるっしょ?」

悠「……確かに」

緋斗「納得なんや」

悠「納得したところで小鳥遊クイズだ。この数式の答えは?」

【5+5=?m】

六花「10㎝」

悠「ぶー」

緋斗「五五M」

悠「考え方は間違っちゃいない」

崇「分かるか?」

ともき「Pですね」

崇「P?」

ともき「ごとごで午後、つまりPM」

悠「正解!ご褒美にカットフルーツ買ってやるよ」

ともき「もう買ったよ!」
28/100ページ
スキ