ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(9/1/夜)ー

悠「はぁぁ…」

紅「八月のテンションが嘘のようだな」

悠「夏がくーれば思いだすー……」

紅「なにを?」

悠「薄着のねーちゃん」

紅「真桜の嬢ちゃんなんていつも半裸じゃん」

窈「……」
ガタッ

悠「座ってろボケ」

窈「コホンコホン」

紅「半裸って言えばゆうもじゃね?」

悠「身内ばっかりじゃん」

ともき「身内に半裸が多いってどうなんだよ」

悠「女ばっかりの家ではそういうもんらしいぞ」

ともき「そんなわけ……」

紅「そういえばそうだわ」

悠「ほら」

ともき「そうなんだ…。」

紅「うちの姉貴も半裸だった」

悠「うううぅ、うらやましぃぃ!」

紅「悠の言葉を借りるなら身内だからな」

窈「家ではどうしても気を抜いちゃうよね。」

悠「……誰?」

窈「久々にこれだよ……。」

悠「お前は自宅だと全裸に靴下とかだろ?この変態が!」

窈「そんな恰好した覚えがない!」

悠「どうだか……。」

窈「どうだかってどういうこと?!」

ともき「不毛な争いだ…」

紅「悠こそ全裸っぽいけどな」

悠「最近はちゃんとぱんつとシャツは着てる。」

ともき「最近ではかよ」

悠「いやいや、そんなことない。いつもはバスローブだ。バスローブ」

紅「AV男優みたいだな」

悠「誰が超絶テク男優だ」

ともき「何いってんだお前」

悠「……ここで小鳥遊クイズだ!「秘密を持ってはいけない」という法律を作ったら、貧富の差がなくなりました。さてどうして?」

窈「隠さなくなって、格差が無くなったから」

悠「バカ野郎!」

ブンッ!

窈「な、なにをするだぁぁ!」

悠「即答にカチンときた」

窈「無茶苦茶だよ…。クイズ出してきたのそっちなのに」

悠「WRYYY!」

紅「なんか仲いいよな」

ともき「……まぁ、見方によったら仲いいのかな?」

悠「殴りたいほどの仲だ」

窈「殴られたくないんですけど!普通に接し合おうよ!」

悠「だが断る!」

窈「もう……もぉぉ……!」

悠「なんだよ」

窈「いや……別に」

ともき「いい加減に色々と和解し合えよ」

悠「せめてコイツの性別が女だったらワンチャンあった」

窈「無茶苦茶しか言わないよこの子」

紅「今に始まったことじゃなくね?」

窈「……だったね」

悠「誰が無茶苦茶だ!」

ともき「お前だよ!」
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