ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(8/28/夜)ー

悠「夏がくーれば思いだ……」

ともき「もう夏は終わりだよ」

悠「いやだー!」

摩耶「夏休み症候群が発生してるね」

鈴猫「なにそれ?!」

摩耶「夏休みが終わる事を身体と脳が拒絶してダダッ子になる症状」

悠「ヤダヤダヤダヤダぁ!」

ともき「すいません、鈴猫さん。ドゴンって頭やってくれませんか?ドゴンッて」

鈴猫「ええと……」

摩耶「僕がやろうか?ズドムって」

悠「待て、それは殺しにかかってる」

摩耶「まさかぁ、内臓破裂狙いだよ」

悠「内臓破裂も死因になっちゃう~」

ともき「ウザい…」

鈴猫「でも、夏休みが終わってもいいことあるんじゃないかな?」

悠「ない」

鈴猫「即答……でもでも、学校で友達に会えるし」

悠「毎日誰か知らには会える」

鈴猫「ええと……」

ともき「殴ってください。いいので、殴ってください」

悠「さっきからソレばっかりじゃない!」

ともき「痛みで教えなきゃダメだろ?」

悠「ひとを獣かなにかみたく言いやがって」

摩耶「賢い獣は学習する件」

悠「おれだって学習はする!けど、反省はしない!」

ともき「堂々と言い切ることじゃねぇな!」

悠「へへっ」

鈴猫「照れてる場合じゃない気がするけど……」

悠「夏をエンジョイしょーぜ?」

鈴猫「今から?!遅くない?」

悠「むしろ今からだろ」

ともき「エンジョイする前に宿題しろよ」

悠「あ、痛い。頭が痛い気がする……」

ともき「破裂してしまえ」

摩耶「宿題なんて懐かしいなぁ」

鈴猫「そういわれたらそうかも」

悠「これだから大学生は!」

摩耶「でもレポートとかあるんだよ?」

悠「それはそれでメンドイな」

ともき「お前は何もかもめんどくさがりすぎだろ」

悠「そんなことないよ。ゲームのレベル上げとかならえんえんとやるべ?」

ともき「それは娯楽だろ…」

悠「レベル上げは物によっては苦行になる」

摩耶「息抜きのはずのゲームでストレス溜めてちゃダメだよね」

ともき「こいつは抜きっぱなしでスカスカだけどな」

悠「抜きっぱなしじゃないももん!しっかりビンビンだもん!」

ともき「黙って帰って宿題してろ」

悠「だが断って小鳥遊クイズの時間だよー。MTSH、これはあるものの配列をあらわしてるそれはなんだ?」

摩耶「マスター、テクニカル、スペシャル、ヒット」

悠「コンボダメージがデカそうだな」

鈴猫「なんだろ……。メートル、センチは違うし」

悠「Sが一番長い。Tは一番短い。」

ともき「……あ、明治、大正、昭和、平成か?」

悠「……グッド!大正解!賞品におれの宿題を贈呈しよう」

ともき「いらねぇよバカ野郎」
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