ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】2

ーラスタ・ラヴ(8/22/夜)ー

悠「雨か」

ともき「雨だな」

悠「雨でひとこと!はい、緋斗君どうぞ!」

緋斗「え、あー、えーと……飴しあめぇ~」

悠「……はぁ」

緋斗「そんなん急に言われてもどうしょうもないですやん!酷過ぎますやん!」

悠「一流の芸人はどんな無茶にも答えてこそだろ」

ともき「無茶ぶり過ぎるだろ」

悠「そんなことはない……はい、そこのおっさん!雨で一言どうぞ!」

雲水「あ?雨?……紫陽花の、窓いっぱいに、雨の地図」

ともき「……あ、俳句か」

悠「……まさか、おっさんにそんな教養があった事に脱帽だ」

雲水「がはははっ!失礼なヤツだな!」

バッチン!!
悠「…………カハッ!!」

ともき「衝撃のあまり脳が痛みを理解するまでにラグがあったな」

悠「b\:.,:\ep0ほ3ふじ8g!!」
どたん!ばたん!

緋斗「うわぁ……奇声あげながらのたうっとる」

碧「アスファルトに這い出て焼け死んでくミミズみたいだな」

悠「おごごご……!な、なにをするだぁ!」

雲水「どしたよ?」

悠「どしたよはこっちのセリフじゃい!肋骨が飛び出て露骨な肋骨(リブズ・ブレード)状態になりそうだったわ!」

ともき「余裕あるな」

緋斗「俺の飴は甘いが許されんのに露骨な肋骨は許されるん……?」

悠「リブズ・ブレードはサンタナの技だから許される。憎き肉片【ミートインベイド】もな」

緋斗「ジョジョ贔屓…」

悠「当然だ!それよりおっさん!加減をしろよ!」

雲水「したつもりだぜぇ?」

悠「したつもりで今の衝撃か!」

雲水「オレが背中叩くとしゃっくりが一発でとまったり咽に詰まったものが落ちるってよく言われるんだがな」

悠「心の臓が止まりかけたわ!」

雲水「がはははっ!人間そう簡単に心臓はとまりゃあしねーよ!それに仮に止まっても即心マしてやんよ」

悠「くそう……壊すことに長けすぎてて蘇生術もバッチリだから嫌だ」

緋斗「そういうもんなん?」

ともき「俺に聞かないでくれ。」

悠「とりあえず、おれの身体が壊れる前に小鳥遊クイズ!20代、30代、40代の人で鍋を食べていたら、突然30代の人が立ち上がりました。さて、この鍋のスープはどんな味つけでしょう?」

雲水「熊なら濃い目の味付けじゃねーとさすがに臭いぞ。オレは最悪生でも平気だがな。」

悠「あんた本当に人間か?」

雲水「遭難したときは貴重なタンパク源だから血も飲むぜ?がはははっ!」

悠「笑い事じゃねぇ……。」

ともき「衝撃的すぎてクイズが頭からすっ飛んだ」

緋斗「答えは……熊鍋?」

悠「ちげーよ!」

雲水「三十路が立ったから味噌仕立てってか?がははは、ちげぇよな。」

悠「(´・ω・`)」

ともき「おい、顔」

悠「(´・ω・`)」

緋斗「正解やった……みたいですよ?」

雲水「マジか!そいつはラッキーだぜ!がははははっ!!」

悠「(´・ω・`)」

ともき「なんていうか……どんまい」
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