ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(8/19/夜)ー

悠「サイユウの念能力の猿って性能が凄いよな。攻撃成功時に発動なんだから」

ともき「急になんだ?」

悠「小鳥遊クイーズ。東照宮には、「見ない・聞かない・言わない」の意味を持つ有名な3猿がいますが、3猿の中で一番オシャレな猿はだれ?」

ともき「話しの流れとかあったもんじゃないよな」

悠「流れを変えるのがおれだ!」

ともき「お前は変えるっていうか、無理矢理止めて引っかき回すだろ」

悠「猿だけにひっ掻き回す?」

ともき「うるせぇよ」

緋斗「俺も!俺もその漫談に参加させて!」

悠「だが、断る!」

緋斗「なん、だと……?」

悠「とりあえず答えろや!」

緋斗「ええと……ヒント!」

悠「お洒落なんだよ!服をお洒落してんだよ!」

崇「騒がしいな」

悠「でたな、お洒落!」

崇「は?」

ともき「すいません、病気なんです」

悠「病人扱いするんじゃない!」

崇「違うのか?」

悠「…………違うし!」

緋斗「間っ、長!」

悠「こ、心は病んでなす!」

ともき「なすってなんだよ。なすって。」

悠「WRYYY!」

ともき「都合が悪くなったらソレだしな……」

緋斗「ところでクイズの答えって何?」

ともき「聞か猿だろ」

緋斗「その心は?」

ともき「服を着飾るっていうだろ」

緋斗「あぁ、なるほど」

崇「またやってたのか」

悠「小鳥遊クイズは不滅だ」

ともき「不滅の意味が分からない」

悠「不滅って言うのは……」

ともき「辞書的な意味が分からないってことじゃないからな」

悠「ジョジョ的?」

ともき「機能してない耳だったら斬り落として捨てとけ」

悠「耳なし芳一?」

ともき「祟られて取られてしまえ」

悠「別のものには祟られてるんだけどな」

アリス『耳だけとかいらない。全部欲しいの……だから、死んでくれる?』

悠「……」

アリス『……』

ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!
悠「細かく蹴るな!」

崇「なにいってる?」

悠「ぶぇっにー」

緋斗「わぁ、酷い顔」

悠「オラァ!」

ブンッ!
緋斗「ひゃっ!?」

悠「次は……当てるぞ」

緋斗「い、いぇっさ~」

崇「お前は乱暴者だな」

悠「失礼な癒しと愛を振り撒く天使とはおれのことだ」

ともき「もういい、休め。もう休め」

悠「可哀想な子を見るような目で見ないで!」
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