ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(8/15/夜)ー

悠「コミケなのに雨とは蒸れるなぁ。しかし夏が暑くなれば、薄い本も熱くなる、股間も……」

ともき「よし、黙れ」

悠「あぁん」

千草「……」

悠「何見てんのよ!」

千草「馬鹿を見てるわ」

ともき「上手い」

悠「あぁん!?」

亮「よっす」

悠「腿キック」

ベシッ!
亮「なんぞ?!」

千草「なにしてんのよ!」

ドゴッ!
悠「ごんぞっ!?」

千草「……」

ゲシッ!
悠「ありがとうございますっ!」

亮「なんでさらに蹴った?!」

千草「いや、ムカついたから」

亮「えぇ…」

ともき「ってか、今礼いったよな」

悠「倒れた状態で蹴られたらお礼をいうのが我々の業界ではお約束だ」

ともき「そんな業界知らん」

悠「おれも知らない」

ともき「会話をしろバカ野郎」

悠「にょほほほっ」

ともき「うぜぇ」

悠「ここで小鳥遊クイズ!AさんとBさんが食事の約束をして、それぞれの車でレストランに向かいました。Aさんの車は途中でパンクし、Bさんの車はガソリンがなくなりました。どうにかレストランに着いた二人でしたが、いざ食事をしようとすると、どちらかが食べたくないと言い出しました。それはAさん?Bさん?」

ともき「……」

亮「難しいな」

悠「ヒントはお盆だ」

亮「お盆か……」

悠「嘘だ」

亮「うん……ん?えっ、嘘?えっ、ヒント?」

悠「なにいってるんだ?」

千草「ボケが」

悠「なんか今日は一段と千草があらぶってるな」

ともき「お前が原因だけどな」

亮「はは……」

千草「一応答えは分かったんだけど……正解だったら折っていい?腕」

悠「なんでや!」

千草「色々とね」

悠「いやです」

亮「答えなんだ?」

ともき「パンクしたAさん」

亮「なんで?」

ともき「パンクして空気が無くなる。食う気が無くなったんだろ」

亮「あぁ、なるほど」

千草「腕一本」

悠「させねぇぞ!させねぇぞ!」

ともき「あいつらは何がしたいんだろうな……」

亮「ちょっとした攻防戦かな…」

悠「カバディカバディ!」

千草「……」

ドガッ!
悠「うぐぇっ!」

千草「亮、チャンスよ。やってしまいなさい!」

亮「いやいや、別にそこまで恨みとかないから、千草も落ち着け」
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