ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(8/14/夜)ー

悠「あっ……」

ともき「あ?」

悠「あ、あっ…あっ……暑い!」

ともき「……頭からキンキンに冷やした不凍液でも被ってろ」

悠「洒落にならないことになる」

緋斗「ほんなら洒落をひとつ」

悠「いいや」

緋斗「断られた?!」

悠「だが、断ってやった!」

ともき「日本語がおかしい」

神姫「頭もおかしい」

久秀「性格もおかしい」

悠「なにその追い打ち。頭は不思議なダンジョン化してるだけだし!」

ともき「なんだそれ…」

悠「神姫がいったんだぞ。ほら、笑わないと腹パンされるぞ腹パン」

神姫「ふざけた発言をする脳みそと性格が不思議なダンジョン化して歪みきってるのが居るのだけどどうすればいい?」

久秀「顔面にワンパン」

神姫「フンッ!」

ドガッ!
悠「ぶひぃぃっ!」

緋斗「わぁ……ワンパンやった」

ともき「見事なワンパンだったな」

悠「うっ……うぅっ……前髪がなかったら……即死だった」

ともき「お前の前髪は一体何なんだ……」

久秀「まぁまぁ、本当に殴るなんて野蛮だ事」

神姫「火遊びが好きな狂人には言われたくないわ」

久秀「なんなら、こんがりあぶってあげましょうか?夏らしく小麦色に」

神姫「……」

久秀「……」

緋斗「なんやろ……めっちゃ部屋が冷えてきとらん?」

悠「あそこで二大ドS女が睨みあってるからな」

神姫「誰がドSだ」

スパァン!
悠「ひぎぃっ!」

久秀「あらあら、酷い声だこと。」

スパァン!
悠「いぎぃぃっ!」

ともき「叩いてる音がえげつない」

悠「らめぇ……背中叩いちゃらめぇ……でちゃう、ないぞうでちゃうぅぅ!」

緋斗「出たら参事やで…。」

久秀「悠は内臓が出てもすぐに生えてくるし」

悠「おれはなんなんだ!」

久秀「……なに?」

悠「なにって聞き返された件……」

神姫「飛び出ても飲みこめば問題ないでしょ」

悠「問題はあるよ!」

神姫「……なに?」

悠「また、なにって言われた件……まぁ、それはさておき、小鳥遊クイズ!新人お笑い芸人の緋斗君、初舞台でものすごくあがってしまい、お客さんは満足しませんでした。ギャグがすべった一番の原因は何でしょう?」

緋斗「何この問題不吉過ぎるやん!」

悠「未来……だ!」

緋斗「やめて!!」

久秀「まぁ、見た目からして面白そうじゃないものね。」

緋斗「ぐぶぁっ……!」

ともき「言葉の刃で一撃だったな」

神姫「あがって緊張して落ち着かなかった。落ちがつかなかったってことでいいの?」

悠「イグザクトリー!」

神姫「くだらない」

悠「えー…」

久秀「さて、久秀は帰るわ。送って行って」

悠「おれがっすか?」

久秀「他に誰が居るの」

悠「ふぇい……」

神姫「……」

ともき「……神姫さんは久秀さんが嫌いなんですか?」

神姫「別に、普通よ。向こうは嫌ってるでしょうけど」


~~


悠「お前ってさ、神姫のこと嫌いなのか?」

久秀「別に、普通よ。向こうは嫌ってるでしょうけどね」
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