ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(8/13/夜)ー

悠「八月も前半が終わってきたし夏らしいことしたいな」

ともき「例えば?」

悠「内容の割に値段の高い焼きそばを食う」

紅「屋台か」

ともき「夏らしいとして……楽しいかソレ?」

悠「んー、きっと腹は膨れる」

ともき「……」

鈴猫「お祭りとか海水浴とかじゃダメなのかな?」

悠「めんどくさい」

鈴猫「めんどくさいっていっちゃったら何もできないよ?!」

ともき「至極正論」

悠「いや、全部が全部めんどくさいわけじゃないんだけどな。RPGのレベル上げ程度なら容易なんだけど」

ともき「それの方が面倒だろ」

悠「ツボにハマったらやめられなくなる」

紅「それ、病気じゃね?」

悠「大丈夫だ。問題ない」

鈴猫「問題あるよ…」

悠「いえーい、ここで小鳥遊クイズ!四季娘たちと黒白姉妹だけで、避難訓練をしたら、とてもスムーズにできました。さて、どうしてでしょう?」

紅「真桜の嬢ちゃんがいれば何事も上手くいくだろ」

悠「いや、真桜は容赦ないから他を切り捨てていくタイプだ」

紅「……なるほど」

鈴猫「納得しちゃったよ…」

ともき「幼い(押さない)からか?」

悠「イエス!ロリータハイタッチ!」

ともき「捕まってしまえ」

悠「うちの隣の空き家に居るヤツにいってくれ。」

ともき「もう完全に空家扱いか」

悠「あそこは空き家だ。何か見えたら……それは幽霊だ」

ともき「いや、お前のほうが幽霊っぽいから」

悠「どこがやねん!」

ともき「髪型」

紅「髪」

鈴猫「髪……かな」

悠「……」

ぷにゅ
鈴猫「ひゃう///?!なんでヘソを突くの!」

悠「……」
スッ

ともき「五百円を払うな」

紅「なに、そういう商売してんのか?」

鈴猫「してません!」

悠「やったら多分一日五万くらい稼げるぞ」

紅「……百人か」

鈴猫「やだよ?!」

悠「えっ?」

ともき「百回もヘソ突かれたらいやだろ」

悠「でも、おれ場合によったら数百回腹ぶん殴られて一円ももらえないんだぞ?」

ともき「知らんがな」

紅「強くはなれるじゃん」

悠「強くなる前に寿命を擦り減らしてる気がしてならない」

アリス『ふふっ、ふふふっ』

悠「死神も微笑んでるし……」

アリス『じ~』

悠「なんだ……あ、そういうことか鈴猫」

鈴猫「なに?」

悠「立てって右向いてくれ」

鈴猫「こう?」

アリス『えいっ♪』

ぷにゅ
鈴猫「ひゃっ?!い、今何かにヘソを……」

悠「死神も触りたい鈴猫のヘソ……やっぱり金取れるぞコレ」

ともき「何したか知らないけど、やめろよ。」
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