ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(8/8/夜)ー

悠「レンジの中で何かがカビ団子になってたんだけど」

ともき「うわぁ……」

悠「それ見てたらチーズ食いたくなってさ」

金剛「どうしてそうなった……」

悠「青かびチーズ。好きくないけど」

ともき「しかも嫌いなのかよ!」

悠「それを含めて。小鳥遊クイズです。あるモノは、旅に持っていくととても便利で、もし遭難したら「伸ばす」と食べられるという?それはいったい何?」

ともき「地図」

悠「イエス!」

金剛「なんで最初にカビとチーズの話をした…」

悠「おれのヒントを与えようという優しさかな」

ともき「内容が優しくない」

悠「飴と鞭だ」

ともき「やかましいわ」

金剛「飴と鞭ってそうじゃないだろ」

悠「煮溶かした飴をぶっかけて鞭打つ」

ともき「熱と痛みしか与えてないだろソレ!」

久秀「そういうプレイが好きなんでしょ」

悠「いやー、ぶつかった拍子にスカートの中に頭突っ込むプレイとかが好きかな」

ともき「ただの変態だろ」

悠「luckyスケベですがなにか?」

ともき「うるせぇ!」

久秀「クスクス」

悠「……ところで久秀さん、いつのまに、そしてなんでここに?」

久秀「久秀が何処で何をするかをいちいち説明する必要があるの?」

悠「イエアリマセン」

久秀「そういうことよ」

悠「ぐぬぬっ……金剛!」

金剛「なんだ?」

悠「なんか言ってやれ!」

金剛「……」

久秀「……」

金剛「こんばんわ」

久秀「こんばんわ」

金剛「これでいいか?」

悠「よくねーよ!」

ともき「いや、なにをいえって言うんだよ。」

悠「えーと……爆弾魔とか放火犯とかちっぱいとかひんにゅーとか」

久秀「一握りの火薬(リトルフラワー)」

ボンッ!
悠「あちいぃぃ?!」

久秀「他人の身体的特徴を弄るのはよくないことだと思わない?」

ともき「そう……ですね」

久秀「あら、そうなの?久秀は全然思ったことないけど」

悠「思ったことないのにおれは背中焼かれたのか!!」

久秀「言ってもいいけど何もしない何ていってないじゃない。言われたらやり返す物理でね」

金剛「柏と話が合いそうだな」

悠「いや、性格悪いのと性格悪いの同士は上っ面しか仲良くしないからな」

久秀「久秀は性格悪くないわよ。いい性格だってよく言われるもの」

悠「確かに「いい性格」してるよお前は……」

久秀「クスクス、褒めてもなにも出ないわよ。火薬と爆発くらいしか」

悠「出さなくていい!」

久秀「花火は夏の風物詩なのに」

ともき「室内でやるもんじゃないです」
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