ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタ・ラブー

悠「うぃーす。また来たぞ。」

美樹「毎日来てるじゃない。あら、今日は可愛い新顔君ね」

優花「かわいいって…」

悠「ちんまりしてていいだろ。」

優花「ちんまりって言うな!」

美樹「あんまり子供をお酒を出す店に連れてくるのはどうかしら。」

優花「子供じゃない!」

悠「あーもー…お前いちいち可愛いな。撫でさせろ。」

優花「やめろ!ワシワシするなー!」

澪「お楽しみ中だけど、ご注文は?」

悠「そうだなー。優花は飲めるのか?」

優花「いや…初めて。けど、飲んでみたい…」

悠「あー可愛い。お前可愛いよ。よし、俺の膝の上に座れ。」

優花「座らねぇよ!!」

悠「えぇ…」

優花「無茶苦茶ざんねんそうな顔するなよ。」

澪「……こっちで勝手に作るからな。」

悠「おう。任せた。じゃあ抱っこさせろ。」

優花「イーヤーだ!」

悠「抱っこもダメか…」

美樹「はい。お待たせ。ブランデー・ミルク・パンチよ」

ブランデー・ミルク・パンチ
13度中口シェーク
ブランデー40ml
牛乳120ml
砂糖1tsp

材料をシェークして、氷を入れたゴブレットに注ぐ。

悠「はぁ…抱っこダメかぁ」

優花「いつまで言ってる…」

悠「ま、冗談半分はおいといて乾杯。」

美樹「……(半分は本気なんだ)」

優花「乾杯。」

悠「どうだ、飲めそうか?」

優花「あぁ、平気だ。なめらかな口当たりで飲みやすいよ。」

悠「ブランデーをベースに、牛乳をたっぷり使ったパンチ・スタイルのロングドリンクだ。すりおろしたナツメグなんかをくわえてもいけるぞ。」

優花「あ~、体がポカポカしてきた。」

澪「身長も延びるといいな。」

優花「身長の話しはいいだろ!」

悠「そうだ。むしろ伸びるな。縮め。その方が可愛いし抱っこしやすい。」

優花「ダメだ…悠がわからない…。」

悠「ちっこい物が好きなんだ。いっとくがロリでもショタでもないぞ。」

優花「ごめん。わかったから、トークテーマに進めてくれ」

悠「うむ。毎回なんだがテーマは突発的に考えてるんだよな。……うーん、じゃあ牛乳の話しでもしようか?」

優花「牛乳…(牛乳→カルシウム→身長が伸びる…)」

悠「……(あーなんか考えてる事が手にとるようにわかるなぁ)」

優花「是非聞きたいな。」

悠「うむ。まぁ牛乳といっても無調整、低脂肪、無脂肪、加工、乳飲料などたくさんあるよな。」

優花「ああ。どれが身長を伸ばせる?」

悠「ぶっちゃけどれも変わらん。」

優花「え…」

悠「外国では確かに牛乳で背が伸びるとか健康になるとか絶対言わない所もある。そもそも外国の人に比べて日本人は牛乳を分解する能力が少なかったりするし。」

優花「……」

悠「テレビや人が「体にいい」ってものをむやみに大量摂取しないでバランスよく色んな食品を摂って適度に運動することが大事だ。」

優花「じ、じゃあ…悠は牛乳は?」

悠「あれば飲むし。なければ飲まないよ。」

優花「そうか…よし!ありがとうためになったよ!」
悠「おう。」






閉店




オマケ

悠「ところでさ、さっきからこっそり居る妖夢はなんか用事か?」

妖夢「あ、あの…牛乳で…胸は大きくならないんですか!」

悠「…バストアップに牛乳がいいという医学的な根拠はありません。」
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