ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(8/2/夜)ー

悠「ふひひ、土砂降りだぁ!」

ともき「雨でテンションが高い…」

アリス『びしゃびしゃに濡れてるのが好きなのね。』

悠「饅頭あげるから大人しく静かにしてなさい。」

アリス『甘いは正義だけどケーキがいい』

悠「洋物にかぶれてんじゃねーぞ!」

アリス『アリスは洋物かぶれじゃなくて、洋物よ?』

悠「……あぁ、確かに」

ともき「お前……誰と話してる」

悠「不死祇のアリス」

ともき「なんか字が怖かったぞ今。それに何いってるか分からないし」

悠「いいたいことも言えないこんな世の中じゃ……」

ともき「お前はいいたい事しか言ってないだろ」

悠「……」

ともき「……」

悠「いいたいこともいえないこんな世の中じゃ……」

アリス『ポイズンブレス。』

悠「ブレスはいらないっ!!」

崇「……」

悠「おう、何見とんじゃい!」

崇「まぬけ、アホ……それともバカ」

悠「……いおう聞くけどなんでおれを見ながらいってるの?」

崇「何を見てるのかと聞かれたから、見てるものがなんなのかを答えてやっている。」

悠「はははっ」

アリス『ばかー、あほー、まぬけー、とんまー』

悠「だまらっしゃい!この野郎、好き放題いいやがって!」

崇「好き放題言っていいのか?」

悠「今のでまだ足りぬと申すか!!」

ともき「なんか喋り方がおかしくなってるぞ」

崇「まぁ頭がおかしいヤツだからな」

悠「なに、なんでおれはこんなに喧嘩売られてるの?ん?」

崇「そんなつもりはない。好き放題いわせてもらってるだけだ」

悠「もうやめて!私のライフはもうゼロよ!」

崇「……」

ともき「……」

悠「そんなに見つめられてるってのは……もしかしてモテ気か?」

アリス『奇異の目って言葉があるの知ってる?』

悠「ま、まぁ、冗談はさておいて」

崇「冗談だったのか本気だったら罵ってやろうと思ったのに」

悠「ばーか!ばーか!」

ともき「子供か」

アリス『ばーか!ばーか!死んでくれる?ばーか!』

悠「……子供だったらもっと残酷だぞ、呪語を織り交ぜてくるから」

崇「意味が分からん」

悠「っか、お前ヒマなの?」

崇「お前よりは忙しいさ。」

悠「いちいちおれを比較対象にすんな」

ともき「じゃあ、何か忙しいのか?」

悠「ゲームとかゲームとかゲームとかですっごく忙しい」

崇「大変だな」

悠「言葉が冷たい」

ともき「当然だろ」

悠「ここで、小鳥遊クイーズ。ある日、太郎君が桜の木の下で花子さんに告白したら、断られてしまいました。ところが次の日に、杉の木の下でもう一度告白したら、なんと答えはokいったいどうして?」

崇「気でも変わったんだろ」

悠「……それは適当にいったのか答えとしていってるのか?」

崇「適当だが?」

悠「適当で当てられた……」

崇「当たったのか?」

ともき「告白する場所の木が変わって、気が変わったってことなんでしょう」

崇「……あぁ、なんか悪いな」

悠「謝るな。よけい惨めになる」

アリス『今さら変わらないわよ』

悠「……」
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