ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(7/15/夜)ー

六花「へい、スイカお待ち!」

碧「……頼んだ覚えはないけど」

六花「持ってきたら買い取ってくれるでしょー?」

碧「なかなか性質が悪いな」

六花「商売上手といって欲しい」

悠「尻でも揉ませてくれたら買ってやるよ」

六花「マスクメロン五千円増しで?」

悠「おれ、メロン好きくないんだよな」

六花「じゃあ、スイカ三ダース」

悠「うちでもスイカ育ててるし」

六花「……」

悠「……」

六花「顔面に全力の飛び蹴り一発」

ともき「良し」

悠「よくないよ!お顔がトマトケチャップになるでしょ!」

六花「新しい顔頼めばいいー」

悠「おれはブロッケン伯爵か」

碧「分からん」

ともき「それに何となくだがそいつは顔の付け替えが出来る系の奴じゃないだろ」

悠「むしろ顔が本体です」

六花「で、蹴っていいの?」

悠「よくねーよ!」

崇「腹にしとくといい」

悠「そうそう腹蹴り……って、なんでじゃい!」

崇「腹を狙うと長持ちする」

悠「わしゃサンドバックか!」

崇「……ピエロ?」

六花「デコイ」

ともき「生殖鬼」

碧「ゾンビ的な何か」

悠「せめて何か関連性のあるもので統一しろや」

「「「生殖鬼」」」

悠「それか、それで統一かコラ。」

崇「圧倒的にそのイメージが強かったんだろう」

悠「ぐぬぬっ」

ともき「じゃあ、どんなふうに思われてると思ったんだ」

悠「…………頭脳明晰で」

六花「ダウト」

悠「せめて最後までいわせろよ!」

崇「お人よしのマヌケでいいだろ」

悠「よくないよ!」

崇「じゃあ、まぬけだな」

悠「……お前とは一度しっかりハッキリと話しをつけなきゃいけないな」

崇「俺はお前と違って忙しい。お前が俺の予定に合わせるなりするなら話しを聞いてやる」

悠「う、う、WRYYYY!!」

六花「あ、人間やめた」

ともき「とっくの昔からだろ」

悠「ここで小鳥遊クイズ!!」

ともき「そろそろだとは思ったよ…」

悠「ある数にふたをかぶせると4分の3になってしまいます。その数とは?」

六花「ふむ……「ふたをかぶせる」が重要臭いなー」

ともき「重要っていうか……そのままだと思うけど」

崇「8か」

悠「その理由は?」

崇「「八」に「ふた」を付けると「六」で4分3だ」

悠「……」

崇「……」

悠「…………」

ともき「いや、正解だろ。何で渋ってる」

悠「正解ですぅーぶー。」

崇「良かったな、リッカ。そのスイカ正解の褒美に買ってくれるそうだ」

悠「!?」

六花「毎度!」
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