ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(7/12/夜)ー

悠「暑い」

星凪「あ、暑いですね」

悠「ちょっと涼しくしてくれないかな」

星凪「えぇ?!えとえと……仰ぎましょうか?」

ともき「困らせるなよ」

悠「なんかそういうオーラ力が出てたんだよ。いじってくださいオーラ力(※)が」

※:人間から発するエネルギーで、オーラマシンを動かすのに必要。読みはよく間違えやすいが、「オーラりょく」ではなく、「オーラちから」なので注意。

ともき「苛めるなっての」

悠「苛めた?」

星凪「い、いえ、だいじょ…」

悠「大丈夫だ、問題ない」

ともき「お前がいうな」

悠「にしても暑いなぁ……はぁ、もういっぱいのむか」

碧「飲み過ぎだろ……見てるこっちか気持ち悪くなってくる」

星凪「なにを……飲んでるんですか?」

悠「ビルクル」

ともき「なんでビルクルがある……そしてジョッキで飲むなよ腹下すぞ」

悠「安売りしてたから買い込んできた……げふっ」

ともき「下品だな」

悠「星凪も飲んどきなさい。身体にいいからヤクルト」

星凪「は、はい。ありがとうございます」

ともき「ヤクルトの回しものかお前は」

悠「誰がヤクルトレディだ」

ともき「「レディ」とはいってねぇよ!

鈴猫「こんばんわ」

悠「乳酸菌とってるぅ?」

鈴猫「はい?!」

ともき「すいません。無視してください」

悠「ビルクル飲んどけ、ビルクル。ヤクルトでも良いぞ」

鈴猫「は、はぁ……」

星凪「おいしいですぅ」

悠「よしよし」

なでこなでこ
星凪「あうぅ///」

鈴猫「ヤクルトって何かすごく久しぶりに飲んだ気がする。」

悠「おれもだ」

ともき「お前もかよ!」

悠「しかし、暑いよな。今鈴猫のヘソ舐めたらしょっぱいだろうなぁ」

鈴猫「ブフッ!」

星凪「ひやぁぁ!」

鈴猫「あぁ!?ご、ごめんねごめんね!」

碧「タオル」

星凪「あうぅ…」

ともき「お前、やめろよ」

悠「私のせいですか?!」

ともき「お前のせいだよ!」

悠「じゃあ、責任とって鈴猫のへそをペロペロします」

鈴猫「しなくていいです!」

悠「じゃあ……星凪についたヤクルトをぺろぺろ?」

星凪「はひ///?!」

ともき「警察呼ぶか?」

悠「冗談ですやん」

アリス『ペロリスト』

悠「誰がペロリストだ!」

ともき「なにいってる」

悠「じゃあ、ここでクイズです。2本抜きとったらすべてがバラ。2本抜きとったらすべてがユリ。2本抜きとったらすべてがカーネーション。さてこれはどんな花束だろう?」

ともき「なんかもうクイズ出すタイミングにツッコミを入れる気すら無くなって来た」

鈴猫「二本抜きとったら花束の種類が変わっちゃう……ええと、わからない。」

星凪「あ、あの…」

鈴猫「ん?」

星凪「た、たぶん……バラとユリとカーネーションが一本ずつあるんですぅ……。そ、そしたら二本取ったら残るのは一種類ですから」

鈴猫「…………あっ!なるほど。星凪ちゃん凄い!」

星凪「え、えへへぇ。」

悠「正解だ。ご褒美にヤクルトをあげよう」

ともき「ご褒美かソレ?」
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