ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(7/7/夜)ー

悠「笹の葉さらさら、何気に指切れる、お星様キラキラ、ダラダラ血が出てる……」

ともき「なんでそんなブラックになってるんだよ」

悠「笹の葉ってなにげに指切れるじゃん」

ともき「切れるけども」

悠「十代の若者くらい切れるじゃん」

ともき「……」

悠「……十代の若者くらい切れるじゃん」

ともき「無視してるんだよ!聞こえてないんじゃなくって!」

海「そこはカミナリさんくらい切れるいうた方がよかったんちゃう?」

悠「そっちだったか」

緋斗「いや、斬鉄剣くらい切れる方がハッキリしとるやろ」

悠「んー……それじゃあ間をとってタレとかが入ってるビニールのマジックカットくらい切れるってことで」

海「全然切れんやん」

緋斗「酷い時は避けて散々なことなるし」

悠「うるせぇ!」

ともき「理不尽か……」

悠「それでは小鳥遊クイーズ!道で拾うことは出来ても落とすことが出来ないものは?」

海「えーと、タクシー」

悠「正解!」

海「え?」

悠「え?」

海「正解なん?」

悠「正解したけど?」

海「……ちゃうねん、ボケたつもりやったねん。即正解とか素人みたいなことしてしもた……」

ともき「いや、素人だよね?」

緋斗「心はプロやで」

ともき「うん、意味が分からない」

悠「じゃあ、もう一問!ある入れ物には入る個数が決まっている。1個、2個、10個は入れることが出来る。3個、4個、5個は入れることが出来きず、8個入れると4個になる。さて、これはなんだ?」

海「んーと……口!」

悠「……」

海「……え?」

悠「……正解」

海「……え?」

ともき「口に一で日、口に二で目、口に十で田、口に八で四……なるほどなぁ」

緋斗「全然分からんかったわ」

海「……」
ズーン…

ともき「そして二連続正解したのに落ち込んでいる」

悠「まぁなんだ……こういう日もあるさ」

海「ちゃうねん、ちゃうねん……」

碧「そ、そういえば一応短冊とかあるけど書くか?」

海「……」
かきかき
【もっと面白くなりたい。】

悠「そうとう……傷ついたんだな」

ともき「もっと面白くなりたいって……」

緋斗「ええなソレ。俺も書いとこかな。」

悠「生まれ変わって本物の大阪人になりたいって?」

緋斗「それは言わん約束やん」

海「せや!せや!」

悠「あぁ……どっちもエセ関西人だったな」

緋斗「エセっていうな!」

海「エセっていうな!」

ともき「はは……元気にはなったな」

碧「なんだかなぁ」
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