ｰラスタ･ラヴ(7/5/夜)ｰ

悠「うーむ……」

海「うーん……」

ゆうな「はぁ……」

ともき「……なんであの三人は頭抱えてるんだ?」

ゆえ「げーむのぶきげんせんとかがうまくいってないの……」

ともき「武器厳選か……ゆえは?」

ゆえ「わたしはかんせいした……」

悠(女)「ゆえはリアルラックが高いんだよ」

ともき「だったらゆえにしてもらったらいいじゃないか」

悠「プライドがあるんだ!」

ともき「安いプライドだろ」

ゆえ「ぷらいどはぷらいすれす……」

ともき「……え?」

ゆえ「……」

悠「超面白かったよ!」

ゆえ「えへへ……」

ともき「甘過ぎだろ」

海「うちも甘やかしてーな」

悠「飴やるよ」

海「飴ちゃんて……なにあじ?」

ともき「貰うのか」

悠「サルミアッキ」

海「なにそれ?聞いたことないんやけど」

悠「フィンランドのお菓子だ。ほら、食べていいぞ」

海「わーい……臭っ?!なにこれ、臭っ!!」

ともき「おいおい……なんだよその黒光りしてるの」

悠「サルミアッキ」

ともき「だからなんだよ!」

悠(女)「なにかっていったら……塩化アンモニウムとリコリス」

ともき「食えるか!」

悠「フィンランドじゃソールフードとして普通に売ってるんだぞ」

ともき「ウソをつけ!」

碧「……ともき、ホントみたいだぞ」

ともき「えぇ?!」

碧「ネット検索したら出てきたサルミアッキ世界一マズイ飴って」

ともき「マジかよ…」

海「っていうか、ウチになんてもんを食べさそうとしとるんよ!!」

悠「いや、飴食べるかって聞いたら、海が食べるっていったんじゃん」

海「いうたけど!」

ゆうな「どんな味がするの?」

悠「食べて見ればわかる」

ゆうな「たべたくない!」

ゆえ「いただきます、ぱくっ……!?」

悠(女)「ぺっ!しなさい!ペッ!そんなもの!」

悠「吐き出して!ほら!」

海「ウチには食べさせようとしたのに随分と扱いに差があるんちゃうコレ?」

ともき「どんまい」

ゆえ「うえぇ……」

ゆうな「どんな味した?」

ゆえ「みちなるふくざつなふうみとあとをひくしょっぱさ……」

悠(女)「はい、水飲む水」

悠「もー、食べちゃダメだろこんなの」

ともき「そんなものを人に勧めたうえ持ち歩くな!」

悠「じゃあ、空気を返るために小鳥遊クイーズ!Aに有って、Bに無いものはなんだ?」

A:サイ、楽(らく)、金(きん)、問題(もんだい)、構成(こうせい)

B:カバ、辛(つら)い、銀(ぎん)、答(こた)え、演出(えんしゅつ)。

海「正解したらなにしてくれる?」

悠「サルミアッキ一袋やるよ」

海「いらんわ!」

ともき「ってことは、海はわかったのか?」

海「ピンと来たけどサルミアッキはいらん」

悠「じゃあ、外れてたら罰ってことで……答えは?」

海「頭に「てん」やろ。てんさい、てんらく、てんきん、てんもんだい、てんこうせい」

悠「せいかーい。じゃあ、マヨネーズドロップスやるよ」

海「気持ち悪?!」

ともき「なんでそんなゲテモノ系菓子を常備してるんだ……」