ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(6/29/夜)ー

窈「さすがに蒸し暑いねぇ?」

悠(女)「……」

ともき「返事くらいはしろよ」

悠(女)「えっ、あーしに話しかけてたのか?」

窈「そのつもりだったんだけどなぁ」

悠(女)「大きなひとりごとかと思ってたよ。はっはっは!」

窈「……」

ともき「ホントすいません」

悠(女)「謝る事なんて何一つない!」

ともき「有り過ぎるだろ」

悠(女)「美し過ぎる罪とか?」

ともき「嘘つきで舌を抜かれろ」

悠(女)「やーん、舌で抜けだなんて……仕方ないなぁ。んぁー」

ともき「ワサビのチューブある?」

碧「ニンニクのなら」

悠(女)「ニンニクも地獄だな……匂いが胃から込み上がりそうだ」

窈「ドリアンとかもこみ上げて来るよね。」

悠(女)「……」

窈「……ひとりごとじゃないよ」

悠(女)「ドリアンなぁ。嫌いじゃないんだけどなぁ」

ともき「そのめんどくさいシステムやめろよ」

悠(女)「いや……あーしとしてはやめてもいいんだけど……コイツとの距離感が分からなくて」

窈「仲のいい隣人でいいじゃない……」

悠(女)「仲いいだなんて冗談ばっかり~」

窈「悠君とはまた違った棘がある」

ともき「ベースは同じですけどね」

悠(女)「いやいや、あーしは超可愛いけどアイツはイマイチじゃん」

ともき「何いってもブーメランになってることをいい加減学べよ」

悠(女)「すべては!己の弱さを!認めた時始まる!マギィィィ!」

ともき「なんでもかんでもジョジョに関連付けるな」

悠(女)「それじやあ今夜の小鳥遊クイーズ!」

ともき「それはやるのか……」

悠(女)「問題……はい、これ書いて来てあるところが女の子らしいだろ」

ともき「……」

悠(女)「無視いくない!」

ともき「お前のことだよ」

窈「ホントに全部ブーメランになってる……」

A:リング、ナス、弦(げん)、胃(い)、狩(か)る

B:コーナー、キュウリ、弓(ゆみ)、肺(はい)、切(き)る

Aに有ってBに無いものはなにか?

ともき「昨日のよりは難しそうだな」

窈「んー……」

ともき「……」

氷室「あ、分かりましたよ」

窈「わっ?!」

ともき「ビックリした……」

氷室「はは、失礼。集中していた様子だったので……ちなみヒントの追加で顔(がん)にはあって頭(あたま)にはありません。」

ともき「……がんにはある。」

窈「そうか!答えは「ボー」だね!ボーが前につく言葉がある」

ともき「「ボー」?ボーリング、ボーナス……ああ、なるほど」

悠(女)「WRYYY!」

窈「……これは正解のファンファーレと取っておいていいのかな?」

ともき「いいと思いますよ」

氷室「ド派手なファンファーレですね。」
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