ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(6/27/夜)ー

悠「だるい、おもに目がだるい…」

ともき「ゲームのし過ぎなだけだろ」

悠「うん」

ともき「その素直さがムカつく」

悠「目がだるい、全身がだるい、やる気が出ない」

崇「帰って寝てればどうだ」

悠「なんか逆に寝られない」

崇「……いい方法を教えてやる。神姫を呼びだして首を絞めてもらえ」

悠「その眠りは永遠の眠りだ」

アリス『死んでくれる?』

悠「死にません!」

崇「あの女ならギリギリで留められるだろ」

悠「だからってそんな身体に悪い眠り方は嫌だ」

崇「ワガママな奴だ」

悠「生死がかかわってるのにワガママなもんか!」

アリス『精子がかかってる?ガチホモ?』

悠「ドン引きだよ!」

ともき「その大きなひとりごとは何なんだ……」

悠「幽霊が見えるんだよ」

ともき「へぇ」

悠「わー、信じてねぇ」

ともき「じやあ、どんな幽霊だ?」

悠「金髪で青いドレスをきた女の子」

ともき「見てるのは妄想だろ」

悠「あぁ確かに……そういわれても仕方ない容姿だったわ」

窈「そんな妄想見なくてもお家に真桜ちゃんも白巳ちゃんも居るじゃないか」

悠「しかし、目がだるいなぁ」

窈「無視だよ……」

崇「妄想は見えてて、この男は見えないか」

窈「ホントに酷いわ」

悠「いや、関わったら負けかなって」

窈「なんで?!」

悠「お前と関わると……」

窈「そんなに悪いことが起こったこともないでしょ」

悠「……なんかイヤ」

窈「ひでぇ」

ともき「こういう奴なんですよ」

崇「梅雨でだらけてるんだろ脳みそも心も」

悠「誰の脳味噌がバブルスライム状だ」

ともき「どろどろで緑色じゃねーか」

悠「ポイズンブレスはけるようになっちゃうよ」

ともき「お前は確かに毒をはいてることが多いよ」

悠「いやいや、おれなんてチンケな毒しかはきやせんよ」

アリス『チン…』

悠「言わせねーよ!」

べシッ!
窈「ぐはっ?!なに!」

悠「あー……えーと、スカイフィッシュが居て」

窈「蚊がいたとかじゃなくてスカイフィッシュ?!」

悠「なんかフィレオフィッシュ食べたくなってきた」

窈「スカイフィッシュの?」

悠「は?なにいってんの?バカじゃない?」

窈「……」

ともき「殴りましょう。これは、殴っときましょう」

崇「……スカイフィッシュってトビウオ?」

ともき「ユーマですよ」

崇「ゆうな?」

悠「ウチの娘は未確認生物じゃねーぞ!」

崇「お前は珍獣だけどな」

悠「わーお」

アリス『淫獣?』

悠「やめなっせ!」

崇「それより、まだか?」

悠「あ?」

崇「クイズだ」

悠「あぁ、忘れてたわ。じゃあ、崇のリクエストに応えてA:指揮、缶、球、図、書くB:演奏、瓶丸、立体、描く。Aに有ってBに無いものはなに?」

崇「別にリクエストはしてないけどな」

窈「んー……わかった!」

悠「ダメ」

窈「答えさせてもくれない!?」

崇「……わからん」

ともき「「ち」かな」

崇「ち?」

ともき「Aの文字のまえに「ち」をつけてみてください」

崇「ち指揮(知識)、ち缶(痴漢)、ち球(地球)、ち図(地図)、ち書く(近く)……ああなるほど」
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