ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(6/22/夜)ー

悠「一週間お疲れ様でした」

凛「いえいえ、とても充実した一週間だったわ」

悠「はは……おれは実に痛い一週間でした」

稲葉「あら、後半は痛くなかったでしょ?」

悠「まぁ……な」

稲葉「ちなみに蛞蝓なんだけど」

悠「もし、それで何かされたら……おれはお前でも殴りかねんぞ」

稲葉「やり返し合いになるわね。」

悠「おれのSAN値とストレスがマッハになる!」

凛「ふふっ」

悠「すんません、こんなんばっかで」

凛「あら、楽しいわよ?」

稲葉「よかったわね、悠。笑われて」

悠「笑わせるのと笑われるのは違うっての。なぁ、ともき」

ともき「そこでなんでおれに話しを振る」

悠「そりゃまぁ……漫才を披露するべきタイミングだからだろ」

ともき「タイミング以前に人として間違ってる」

悠「スタートが過ち?!」

稲葉「必要悪ってあるじゃない」

悠「おれが灰汁みたいな言うな」

ともき「いま、字が違ってたぞ。」

悠「おれは……灰汁を取り除く!」

ともき「鍋の時は大活躍しそうだな」

凛「ふふっ、あはははっ」

悠「よっしゃっ!笑わせた!」

ともき「……笑われてる、じゃないか?」

稲葉「悠が笑わせたと言ってるんだからそれでいいんじゃない?悠の中では……だけど」

悠「なんでお前は突然冷たくなるんだ?」

稲葉「暑いときにはやっぱり冷たい方がいいでしょ」

悠「うん、意味が違ってくるな」

凛「みんな仲がいいのね。」

ともき「……多分」

悠「そこは力強く頷いてよ」

ともき「連帯保証人になるレベルで迂闊過ぎるだろ」

悠「おれは負債かなんかかよ」

稲葉「毒にも薬にもなるから……まぁギリギリ負債ではないわね。」

悠「わー、微妙。ここで小鳥遊クイズのお時間です」

ともき「どんな時間だよ」

凛「クイズ?」

悠「あるモノを使うと誰でも3つ年を取ってしまいます。それは何でしょう?」

凛「まぁ、怖い」

悠「いやいや、凛さんなら三つぐらい歳とっても何も問題ないですよ。アダルティスなフェロモンが溢れだすかも」

ともき「檻に入れ」

悠「まさかの牢獄入り?!ヨーホーヨーホー海賊暮らし?」

ともき「何にもいってねーよ!」

凛「三つ歳をとる。三歳をとる……?」

稲葉「歳をとることを老いるとも言いますわよね。」

凛「老いる……三老いる……もしかしてサンオイルかしら?」

悠「コングラェーション!正解です。景品としておれが膝枕させてもらいます」

ともき「なんでだよ。景品でもないし」

稲葉「むしろ、私がさせてもらうわ」

ともき「それもおかしい」

凛「あはは、本当に面白いわ。」
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