ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(6/21/夜)ー

崇「ふぅ……。流石にじめじめが続くと……うっとおしいな」

神姫「まったくだわ。スカッと晴れて欲しいわね。」

京「悠は雨でも楽しいって言ってたぞ」

神姫「悠は頭の中がカビてるからね」

崇「くくっ。その例えは初めてのパターンだな」

悠「誰の頭の中がカビてるだ。そこのドサディスティックKing&Queen」

神姫「……」

パァン!
悠「ぷあっ?!」

神姫「誰がドサディスティックよ」

悠「な、殴ってから言うところとか……かな」

京「神姫姉!」

神姫「なに?」

京「悠に手を出したらダメだ!」

神姫「気のせいよ」

崇「それは無理がある」

悠「見ろ!あの崇がツッコンだぞ!あの崇が!」

神姫「キングとクィーンの発音がネィティブなのがウザい」

悠「時間差でそのツッコミ?!」

崇「くくっ」

稲葉「見て、悠が翻弄されてるわ。とても愉快ね。」

ともき「いや……愉快って」

稲葉「ある晴れた日のこと~♪……じゃないわよ?」

ともき「なんもいってないから。っか、ノリノリのだな」

稲葉「最高にハイって奴なのよ。」

悠「これが鈴猫とがりゅーのおぱーいパワーか」

ともき「いや、知らんし。」

悠「お金+くつ=遠足、CD+あめ玉=舞妓、家+キャベツ=剣玉、ウサギ+車=話題、飛行機+えんぴつ=?、「?」に入る言葉はなんでしょう」

ともき「なんの脈絡ももなくクイズブッ込むな」

悠「真夏の方程式もいいけど、話的には容疑者Xの献身のが好きかな。」

ともき「いや、そんな話しもしてねぇ」

悠「福山雅治ってカッコイイよな。女だったらおれ抱かれてるよ。いや、男でも抱かれたい」

ともき「うん、気持ち悪い。」

崇「それで答えはなんだ?」

神姫「考える気……ないわね?」

崇「あぁ。」

京「ううん……分かんない」

稲葉「台本、だけどこれは基本ね。」

悠「ああ、そうだな。これは機(基)本が正解だとおれも思う」

ともき「クイズを出すならだ既ちゃんとしたのを出せ」

アリス『チャンネーを出せ?』

崇「……」
バッ!

神姫「……」
バッ!

悠「ダレモイマセンヨー」

崇「気の……せいか?」

神姫「……」

京「でも、なんで基本?」

ともき「お金と靴の数え方は円と足。だから遠足、同じようにCDは一枚、雨は個。だから舞妓。飛行機は一機二機、えんぴつは本だから基本。」

悠「一台ではないんだよな、うん」

京「なるほどなー!すごい!」

崇「なるほど」

神姫「同レベル?」

崇「がりゅーと同じなら光栄だな。くくっ」

神姫「……」

悠「じやあ、第二問。日本の音楽について詳しくなるだけでなく、道に迷うことも少なくなるという大学の学部とは何?」

崇「法学部」

悠「うぇぃっ?!」

ともき「あぁ、邦楽、方角、法学部か」

悠「な、なんでわかった」

崇「いや、法学部しか知らなかっただけだ」

悠「なんてやつだぁっ!」

稲葉「悠といて楽しい?」

京「うんっ、すっごく!」

神姫「はぁ……」

稲葉「クスクス」

アリス『ふふふっ』

崇「……」
バッ!

神姫「……」
バッ!

悠「ダレモモモイマセンヨー」

ともき「カタコトでキョドリすぎだろ」
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