ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(6/16/夜)ー

悠「メギドラオンデございます」

ともき「……」

悠「……WRYYYY!!」

ともき「ネタをブッこむんなら分かるネタであることとひとつのカテゴリーでまとめることをしろ」

悠「粋な気負いでございます」

ともき「ああそう」

鈴猫「お腹大丈夫?」

悠「痛いのでございます」

鈴猫「ごめんなさい…」

悠「鈴猫はちょっとしか悪くない。悪いのは稲葉だ」

ともき「どうせなら全然悪くないっていってあげろよ」

悠「どうしてもそこまでは……そこまではいえなんだ……」

ともき「言えよ」

鈴猫「い、いいの。私が悪かったんだし」

悠「メリケンで殴られたんだしこのくらいは許されるはず」

ともき「平気だろ」

悠「平気なわけあるかっ!!」

崇「ふふっ」

悠「おい、そこで笑ってんじゃないぞ!」

崇「しかしよかったじゃないか。殴られただけで済んで。」

悠「いや、殴られないことが一番いいんですけど」

崇「そういう意味じゃない」

ともき「どういう意味ですか?」

崇「ボヤ騒ぎが起きなくてよかったという意味だ」

鈴猫「ボヤなんて起こさないよ!」

悠「まぁ、今日は包丁しか使ってないしな」

崇「刺さらなくて良かったな」

鈴猫「どんな事体よ!」

ともき「ま、まぁ、鈴猫さんもそこまでではないですよね。」

鈴猫「も、もちろん!」

悠「なんか……怖くなってきた」

鈴猫「大丈夫だから!」

崇「くくっ、花嫁修業とでも思って頑張る事だな」

鈴猫「花嫁修業……」

悠「花嫁修業ってゼクシィ読むことだろ」

ともき「なんか違うだろソレ」

悠「でも、今時そんなこと真面目にする女なんて居るのかな」

ともき「居るにはいるだろ。多分」

崇「花嫁になるより先にガキをこさえるやつのが多そうだけどな」

悠「できちゃった婚のことを最近では授かり婚っていうけど「授か『りこん(離婚)』」って不吉だよな」

ともき「お前……そういうのをよく思いつくよな。」

鈴猫「はは……」

ともき「みろ、鈴猫さんが引いてる」

悠「なんでぇ?!」

崇「俺は今のはそこそこ面白かったぞ。そこそこ、には」

悠「そこそこを強調するな、そこそこを」

崇「そろそろクイズか?」

悠「お前は……おれを追い詰めてるのか?」

崇「なにをいってる」

悠「まぁいい……じゃあ、問題ファーストキス、クリスマスのキス、結婚式でのキス、この中で2人の距離が最も縮まったキスはどれ?」

ともき「授か離婚とかいったやつがこんなクイズ出すんだからな……」

悠「偶然だよ」

鈴猫「やっぱりファーストキスかなぁ、でもクリスマスもロマンチックだろうし、結婚式は特別で……」

崇「ダメだな。完全に妄想に入ってる……それで答えはなんだ?」

悠「考えろよ」

崇「考えた。だが、分からないから聞いてる」

悠「お前は王様か!あ、王様だ」

崇「……」

悠「なんて冷たい目をしやがる」

ともき「えと、結婚式でのキスです多分」

崇「なぜだ?」

ともき「誓い(近い)のキス。」

崇「なるほど……授か離婚の方が面白かったな」

悠「なんか腹立つわぁ……」
36/100ページ
スキ