ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(6/14/夜)ー

真桜「トロピカルジュース氷マシマシでなの」

碧「ミルクマシマシってのは聞いたことあるけど氷マシマシっていうのは初めて聞いた」

真桜「氷マシマシなの」

紅「どしたんだ真桜の嬢ちゃん夏場なのに動いてるじゃん」

悠「ハッカ油の力さ」

紅「ん?」

真桜「悠に愛撫されたなの」

悠「誤解されるいい方すんなー」

ともき「……」

紅「……」

悠「はい、そこ引いてるんじゃないですよ。ハッカ油ふりかけるぞこの野郎」

ともき「どんな脅しだよ」

紅「ハッカの匂いって俺苦手なんだよな」

悠「おれもサクマドロップスだとハッカには手を出さない」

ともき「居るよなそういう奴」

真桜「涼しければいいなの、涼しいのは正義なの」

紅「涼しいのが正義か」

悠「おれはエロいのが正義かな」

ともき「黙ってろ」

悠「あ、性戯じゃないよ?」

ともき「何にもいってねーよ!」

真桜「じゃあ、今夜、夜這いに来ていいなの」

悠「十年早い」

真桜「夜這いして欲しい側かなの」

悠「だから十年早いんだっつーの」

窈「ギギギギ」

紅「なんか凄い眼してるのが居るぞ」

悠「簀巻きにして警察署に放りこんで来てくれ」

窈「犯罪者はそっちだろ!」

悠「おれは何にもしてない。したのは弱ってる幼女を助けただけだ」

真桜「久々に胸キュンなの」

ともき「真顔っていうか全然気持ちがこもってない胸キュン発言だな」

真桜「真桜にキャッキャうふふの若ぇおなごは無理なの」

紅「いやいや、ぶっちぎって若ぇおなごだろ」

真桜「まぁ。純粋な幼女なの」

悠「純粋って……笑えるな」

真桜「天地無明返し」

スッ……パァン!
悠「床にダイブ!!」

ともき「本当に活発だな」

真桜「今の真桜は最高にハイってやつなの」

ともき「そんなふうには全然見えない」

悠「ここでクイズです」

ともき「どんなタイミングでブッこんで来てる」

悠「おやつは3じ。いまなんじ?」

紅「八時前だな」

真桜「真桜はあと一時間したら夢の中なの」

ともき「わりと早寝だ」

真桜「善い子は早寝早起きが基本なの」

窈「超可愛い」

悠「誰か堪えろゃッ!!」

紅「だから八時前」

悠「それは聞いたし、そうじゃねーよ!」

真桜「おやつがさんじならいまはにじなの」

悠「正解」

紅「……ん?」

窈「「おやつ」は三文字だから三字、「いま」は二文字だから二字」

紅「あぁ、なるほど!」

悠「じゃあ、アンコールに応えて第二問」

ともき「だれもアンコールしてねぇよ」

悠「しゃぶしゃぶ、おすし、かつどん、名探偵が一番好きなのはどれ?」

真桜「寿司なの」

悠「レッツシンキング!」

ともき「寿司……おすし……」

紅「寿司で名探偵との繋がり?ガリ?」

悠「あのさ、迷路をゴールからクリアしていくみたいなやり方やめれよ」

窈「名探偵……あっ、分かった!」

悠「答えはお寿司、理由は名探偵は推理(酢入り)が好きだからでした」

窈「分かったって言ったのに!!」
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