ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(5/23/夜)ー

悠「今電車が南に向かって時速80㎞の速さで走っています。今風が西へ時速30㎞の速さで吹いています。電車の煙はどの方向にたなびくでしょう」

神姫「……」

悠「スイマセン、無視はやめて下さいまし」

真桜「そもそも電車から煙は出ないだろなの」

悠「わーい、適当な感じにかるーくあしらわれて答えられた」

ともき「クイズを出す相手が悪いな」

弩躬「御十家のうちの二家の御令嬢はどちらも厳しい方だな」

神姫「そういう自分もほとんど鳥居家の代表でしょうに」

弩躬「いやぁ、うちは現代表が立派過ぎてなかなかねぇ。秋宵月のお嬢さまはその辺りいかがですか?」

真桜「べつになの」

弩躬「覚悟のほどが違うと?」

真桜「そうじゃねーなの。真桜にとっては十神将は別にもう背負ってなくてもいいものだと思っているのと、どうせそのうち小鳥遊真桜になるんだから気にすることもねーと思ってるなの」

悠「ぶっほっ!!」

ともき「だってさ」

悠「昼食った素麺が鼻から出るかと思った……」

弩躬「時間差すぎね?」

神姫「モテモテだことで」

悠「視線が冷たいのはなぜ?」

神姫「がりゅーっていえば理解する」

悠「(´・ω・`)」

弩躬「なんて顔してる」

悠「(((((´・ω・`)」
ササッ

ともき「いや、近づくなムカつくから」

悠「ムカつくって酷くない?」

真桜「事実だから仕方ないなの」

神姫「殴られても文句は言えないレベルだったわ」

弩躬「眉間にダート撃とうかと思った」

悠「鬼だ……鬼がいる」

真桜「ようじょなの」

神姫「龍神の姫よ」

弩躬「矢ってのは一度放たれたら帰ることはできないんだよ。狙った獲物を射貫くのが目的でな」

悠「どう思う……こういうの?」

ともき「覚悟を決めろ。お前の物語だ」

悠「アーロン……」

弩躬「キマリはいらない子」

神姫「見かけ倒し」

真桜「強制的に戦闘に出たとしても即チェンジなの」

悠「やめたげて!キマリのライフはもうゼロよ!」

ともき「じゃあ、使うのか?」

悠「それ無理。」

神姫「しかし、なんでFFX?」

悠「おれがラジオでアルベド語話してたからかな」

ともき「なんで話せるんだよ……。」

悠「暗記したからだよ」

真桜「変態というのはこんなもんなの」

悠「変態て……」

弩躬「お嬢さんは、そんな変態がお好みで?」

真桜「ダメな部分も受け入れ、なおかつ矯正してやるのが良妻の務めなの」

ともき「愛は偉大だな」

悠「そりゃ、「熱血」「必中」「ひらめき」「加速」「幸運」「努力」「気合」が一度にかかるからな」

ともき「なんの話しだ」

弩躬「スパロボの精神コマンドだな」
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