ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(5/20/夜)ー

紅「うぃーす」

悠「ちぇきーっす」

紅「……」

悠「……なんだよ」

紅「いや、白髪の束みつけた。」

悠「ワッツ?!」

ともき「どれ……あぁ」

紅「なっ、ここ」

悠「おいおい、見間違いだろ」

ともき「束って言うか、四、五本白髪がある。それでお前の場合は一本が一本が長いから真っ白になると目立つんだよ」

紅「抜いていいか?」
プッ

悠「痛っ、返事待たずに抜くなや!」

紅「おー、長いな」

悠「ったく、おれの素材は希少なんだぞ」

ともき「素材言うなよ」

紅「でも、これ何本か結んだら釣り糸ぐらいにはなるんじゃね?」

悠「無人島に漂流したら提供してやるよ。針は自分でどうにかしろ」

紅「縄も出来るな」

ともき「ネットとか」

悠「なくなるわ!」

ともき「すっきりしていいじゃないか」

悠「スキンヘッドは嫌!」

ともき「頭髪芸は基本だろ」

悠「おれはそういう芸風じゃない!」

紅「貞子ネタなんてもろそういう芸風だろ」

悠「あれは鉄板だからいいの。」

ともき「お前の芸風ってアレだろビルから飛び降りたり、車にひかれたり、火の中を突っ走ったり」

悠「芸風って言うかジャッキーじゃん」

紅「スタントマン?」

悠「ジャッキーと言えばこのまえホームセンターでジャッキーと出会った時の対処法をゆうなとゆえが考えてたな」

ともき「きっと使うことはないだろうな」

悠「そういえば最近よく出かけておれと遊んでくれないんだよな」

ともき「親離れじゃね?」

悠「離さんし!離さないぞォォォ!」

ともき「過保護+モンスターペアレント」

悠「だれが妖精ポケモンだ」

ともき「図々しい。おまえのようなポケモンが居るか、バカモンかボケモンがいいところだろ」

悠「そんな出来の悪いパチモンみたいな……ん?」

紅「~~!」

碧「安定の呼吸困難」

悠「こいつ笑い屋にでもなればいいんじゃね?」

ともき「笑い屋ってなんだよ」

悠「泣き屋の亜種」

ともき「泣き屋ってなんだよ……」

悠「泣き女または泣女または泣き屋っていわれてて、葬式のときに雇われて号泣する女性である。哭き女、哭女とも書く。現在の日本では職業としては存在しないが旧習として存在し、中国、朝鮮半島、台湾をはじめとして、ヨーロッパや中東など世界各地で散見される伝統的な習俗で、かつては職業としても存在したんだぞ」

ともき「相変わらず妙なことを知ってるな」

紅「笑い屋はどこで何すればいいんだ?」

悠「寄席とかでとりあえず笑っといて釣られ笑いを誘う」

ともき「サクラじゃん」

悠「サクラも立派な仕事だ。」

ともき「……ホントにそう思ってるか?」

悠「いや、全然」
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