ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(5/17/夜)ー

窈「お疲れ様」

悠「……ん」

ともき「いきなり殴りかかる真似はやめたんだな」

悠「ゆうな達の機嫌がいいからな」

窈「やった、大進歩」

ともき「いいのかなぁ」

窈「こっちとしても意外といい仕事筋なんだよねアレ」

ともき「はぁ」

悠「しかし、女を売り物にしてるとは大した男だな」

窈「危ない仕事みたいに聞こえるんだけど」

悠「……」

窈「なんで今黙ったのねぇ?!」

ともき「直接的な暴力は無くなったけど距離は縮んでないっぽいな」

悠「娘の機嫌が良くてもおれの機嫌はよくねーからなコノヤロー!!」

窈「なんで?!」

ともき「なんで……としかいえないなホント」

碧「ラーメンと焼きそば食わせたら機嫌よくなるんじゃないのか?」

窈「そんなまさか……」

悠「……」
そわそわ

窈「心惹かれてる?!」

ともき「まるで餌付けだな」

悠「べ、別にチャーシューメンと餃子とチャーハンなんて食べたくないんだからねっ!」

ともき「ツンデレ感がうぜぇ」

窈「えっと……ご飯たべに行く?」

悠「だが断る」

窈「……」

ともき「なんで断った」

悠「なんかコイツと二人で飯食っても息がつまりそうだから」

窈「それ、本人を目のまえにいっていいことじゃないよ。せめて聞こえないところでいおうよ」

悠「根が正直な子なんだ」

ともき「うぜぇ…」

窈「はぁ……」

悠「ため息なんてついてると死ぬぞ」

窈「ため息で死亡?!」

悠「はぁって息を吐い瞬間に首を殴られたり」

ともき「ねぇよ」

悠「まぁでも感謝はしてる。最近ゆうなもゆえもわきゃわきゃしてるし」

ともき「わきゃわきゃって……」

窈「喜んでもらえてるなら良いよ」

ともき「大人だなぁ……」

悠「……」

窈「なにか?」

悠「いや、なんか普通すぎるからやっぱり殴っとこうかなって」

窈「どうしてそーなるの……」

ともき「アホだからです」

悠「どうしてもなぁ……。」

窈「どうしてもって……」

崇「アドバイスをやろう」

悠「うぉ……崇」

窈「アドバイス?」

崇「気を使おうとしてるのが間違いなんだ。寄って来たときだけ適度にえさを与えてあとはやりたいようにやらす」

悠「おれは野良猫か!(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」

ともき「言い得て妙だ。っていうか、崇さんが流石だわホント」

窈「よし、明日から実践してみよう」

悠「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」

ともき「うっさい」

悠「ひでぇ」
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