ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(5/16/夜)ー

悠「まー……なんか目がごろごろする。」

氷室「眼精疲労ではないですか?よければ目薬ありますよ」
スッ

悠「こりゃどうも……危なくない?」

氷室「はい?」

悠「めっちゃくちゃキツイとか」

氷室「そうですね……私は平気ですよ。」

悠「……じゃあ、遠慮なく」
ぴちょん!

氷室「いかがです?」

悠「わ、わふぁぁ……」

ともき「なんて声出してる」

悠「うひぃ……目がひやひやするぅ…」

氷室「乾燥にはもってこいの一品です。眼球が傷ついたりは」

悠「いやー、これは……予想以上にきつい……」

氷室「眼球が潰れはしませんから」

ともき「さっきからさらっと怖いこと言ってますよね。」

悠「お、おふぅ……。あー、効いたわ」

氷室「私の勝手な憶測ですがドライアイではないですか?長時間パソコン画面やテレビ見たりして」

悠「十時間程度だよ」

ともき「ほぼ半日じゃねーか」

悠「休日なら、むしろゲーム画面から目を離さないが?」

氷室「疲れ目どころじゃなさそうですね」

悠「大丈夫、ブルーベリーの入浴剤のお風呂入ってブルーベリージュース飲んでブルーベリーのアロマ焚いて寝るから」

ともき「気持ち悪い」

悠「おれだってブルーベリーぐらい食すからな!!」

氷室「やりすぎたらいいってものでもない気がしますけどね」

悠「まあ、なんとかなるよ。」

氷室「悠さんですからね。」

悠「ふふん……褒めてる?」

氷室「ええ、わりと」

悠「なら良し!」

ともき「単純だな」

氷室「あはは。それぐらいがいいんですよ、きっと」

弩躬「ういーす」

悠「おー、あー、うー」

弩躬「なんだ、ついに壊れたか」

悠「こわれてねぇよ」

ともき「なら挨拶くらいちゃんとしろよ」

悠「したつもりだったんだが」

弩躬「欠片も伝わらなかった」

悠「理解する努力しろや」

弩躬「おっけ……じゃあ、俺が今なにを伝えたいか理解してくれ。」
ギャリリリリリ!

悠「んー、怒りかなぁ。めっちゃダートの鏃がボクの方に向いてりゅ」

弩躬「半分正解」

悠「じゃあもう半分は殺意かな」

弩躬「おっ、正解だ」
バスンッ!

悠「うおぉぉぉぉ!」
ゾリッ!

弩躬「ちっ…。」

悠「チッ、じゃねーよ!めっちゃかすったぞ!」

弩躬「当てるつもりだったからな。」

氷室「接近での突発性攻撃を避けるのはお手のものですね。お見事です」

悠「お手のものなら前髪と横の髪の一部を持ってかれたりしてますん……。」

弩躬「もう一発いっとくか?」
ギャリリ

悠「結構です。」

弩躬「遠慮するな。これなんてどうだ?穂先が鉤爪になっててカスっても肉を削いでいくんだ。直撃したら肉に喰い込んでドンドン沈み込んでいく。」

悠「えげつなさが増してるぞ、お前…」

弩躬「武器の変化も成長さ」

氷室「なるほど、一理ありますね。」
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