ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅲ】

ーラスタ・ラヴ(5/15/夜)ー

窈「どうだった?」

悠「なにが」

窈「可愛い女の子を連れてきた感じ」

悠「殴りたい衝動を我慢するのがつらかった」

窈「抑止力はあるっと……」

ともき「手出したらどうするんですか。コイツはやりかねませんよ?」

悠「おいおい、おれを何だと思ってるんだよボーイ」

ともき「色魔」

悠「凍てつく氷河の中にいようと、身を焼く炎の中にあろうと、心に誓ったことをひるがえしはしない。力の攻めにあおうとも、守らなければならぬもの……人、それを……『尊厳』という」

ともき「カッコいいセリフだがお前こそ尊厳を守れよ」

悠「おかしいな全部トマホォォォォクブゥゥゥゥゥゥメラン!!っになってかえってくる。」

ともき「なんで叫んだ」

悠「スーパー系は叫ぶのがお約束だろ。パンチ、キック、フィンガー、ホームラン、トマホーク、ビーム、スパーク、サンシャインは叫ぶ単語(ワード)だ」

ともき「知らんがな」

窈「じゃあ、試しにキックで」

悠「ゲッシュペンストォォォォキィィィィックゥゥゥ!!」

窈「あ、ライダーじゃないんだ」

悠「スーパー系って言ってんだろうが!」

窈「怒られた理由が分からない……」

ともき「考えたら負けです」

悠「働いたら負けかなって」

ともき「そういうこというと……」

後楽「そうそう、働いたら負けだよな」

悠「……」

後楽「後楽おじさんがログインしました」

悠「ちょっと言葉を知ってる感がもの凄く遺憾だ……」

ともき「ほんと、自分に都合が好さそうな話題だと現れますね。」

後楽「そうやって上手いことやってきたからな」

悠「働け」

後楽「おじさんだってちゃんと仕事してるんだぞ」

悠「あ?」

後楽「ひとから資金を預かってそれを元手に増やしていく仕事」

悠「ただ金借りて博打してるだけだろ」

後楽「そうともいうな」

悠「そーとしかいわねぇんだよ!!」

窈「悠が正論言ってる」

ともき「目上の人に敬語を使うように、最低のヤツは自分より最低のヤツに説教するんですよ」

悠「まるで下を見てるようないい方された件」

ともき「違うのか?」

悠「おれは上を見てるさ。因果の輪廻にとらわれようと 残した思いが扉を開く 無限の宇宙が阻もうとこの血のたぎりがさだめを決める天も次元も突破してつかんで見せるぜ己の道を 天元突破グレ…」

ともき「ああそう」

悠「あと一息のところでカットしないで!!あと「ンラガン」で終わりだったのに!なんで邪魔したの!ねぇ!」

ともき「隣で騒がれると耳が痛かったから」

悠「こんなのってないよ……」

後楽「酒呑んで忘れるといいぞ」

悠「うっせぇジジイ!」

後楽「かっかっか」

窈「まったく動じてない」

ともき「水と油ほどじゃないけど反発しあってるからいいコンビなんでしょう」

悠「こんなやつとコンビにされたら拒否反応でアナフィラキシーショック起こすわ」
4/100ページ
スキ