ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(5/9/夜)ー

神姫「……」

白巳「えへー」

神姫「……」

白巳「えへー」

悠「龍と蛇の睨みあいだぁー」

神姫「サミング」

ブンッ!
チッ…
悠「ひぇあっ!?」

ともき「遠慮も情けもない目つきだった……」

悠「かすった…咄嗟に後ろに跳ねたから難をのがれたが……まぶたにかすった……」

神姫「残念だわ。一度本気の目つきをやってみたかったのに」

悠「本気の目つきとか実際にやるやつはバカか鬼だよ」

神姫「あら、雲水のおじさまはごく最近やったと話してたわよ」

悠「アレは鬼じゃん」

神姫「……」

悠「……」

神姫「……しゃっ!」

ガスッ!
悠「弁慶(脛)に鋭角なロー!?」

白巳「ろー!」

ともき「無邪気だな……。」

神姫「……まずいわね」

ともき「どうかしましたか?」

神姫「最近、悠に対して無意識に攻撃しちゃう癖がついてきた気がするわ」

悠「ひでぇ!!」

ともき「いや、自動攻撃って進化じゃないですか?」

神姫「対悠だけにいくら成長したって……無駄じゃない?」

白巳「すぅすぅ…」
悠「よし、白巳を装備した。これで物理攻撃は大丈夫」

神姫「……龍空拳!」

ドゴォッ!
悠「あびゃらぁっ!!」

白巳「わひゃー!」

ともき「おー、吹っ飛びながらも白巳ちゃんを落さなかったのは偉い」

悠「ごほごほっ……鈍い衝撃が飛んできた。なにを言ってるか分からねえと……」

神姫「弾針剄の応用よ」

悠「ああん、最後まで言わせてぇ」

神姫「……」

ともき「無視されてるな」

悠「慣れたもんさ」

ともき「慣れるなよ……っていっても今さらか」

神姫「それにしても……その子」

悠「あん?」

白巳「すぅすぅ…」

神姫「よくこんなうるさい中で眠れるわね」

悠「これスタンドだからな」

神姫「……」
スッ…

悠「静かに拳を構えないで!」

ともき「っていうか、なんで白巳ちゃんを乗せてるんだ」

悠「だから、ロリ強化月間だからだよ」

ともき「だからの意味もロリ強化月間の意味もわからない。」

悠「おれもよく分かんないんだけど……神はいっている……ここで死ぬさだめではないと……」

神姫「よいしょ」

白巳「すぅすぅ…」

神姫「はい、ちょっと持ってて」

ともき「あ、はい」

神姫「じゃ、神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命乞いをする心の準備はOK?」

悠「ひぃぃウォルタァーー!!」

ズババババッ!ズバンッ!!

ともき「……悠、安らかに眠れ」
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