ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(5/6/夜)ー

悠「ゴールドエクスペリエンスウィークも終わりかぁ……」

ともき「まともにゴールデンウィークって言えないのか?」

悠「ゴールドエクスペリエンスレクイエム!!」

ともき「……」

優日「先生、どうぞ」

スッ【ビール瓶】
ともき「ふんっ!」

ガゴンッ!
悠「ビール瓶でぶん殴るのはDQNの暴行だからね?」

優日「平然としてるじゃん」

悠「ライトガード装備してたからな。打撃属性ガードだ」

ともき「思いっきり直撃してただろ」

悠「……」

ともき「……」

悠「し、神龍降臨の効果がかかってたんだよ」

ともき「わからねぇよ」

悠「神龍降臨は蒼龍術で龍神の力でLPを減らす代わりにHPダメージを0にする術だよ」

ともき「そうか、分からん」

悠「ロマサガ3といえば分かろうなのだぁぁ!」

ともき「だから分からねぇっていってんだろがぁぁ!」

優日「先生、どうぞ」

スッ【釘こん棒】
ともき「……これはまずいだろ」

悠「もはや狂気の凶器だぞソレ」

優日「悠なら平気かなって」

悠「死にはしないだろうけど抉れるだろ」

ともき「じゃあいいか」

悠「よくないよ!」

優日「あははは」

悠「笑い事じゃねーぞっ!だいたいドッから出した!」

優日「そこに転がってたから」

悠「ここは不思議なダンジョンか」

ともき「不思議なダンジョンにも釘こん棒は落ちてないだろ」

悠「何いってる「こん棒」に付加される「+」値は釘の数なんだぞ」

ともき「こん棒+99なら釘を99本打ちつけてるってことか」

悠「そうだ」

ともき「こん棒の方が壊れるわ!」

優日「だったら、他の武器の+値は?」

悠「もちろん釘」

ともき「釘まみれの胴の剣とか気持ち悪い」

悠「まぁ、そんな武器にそこまで+値つける人もいないだろうけどな」

優日「なんの話しだっけ?」

悠「だから、ふなっしーの中身は美少女だと思って話しだよ」

ともき「してなかったし、中の人とかいうなよ。あと、その説はあり得ないだろ」

悠「いやいや、あの機敏な動き……美少女の可能性が高い」

優日「何を持ってそう結論付けてるのかが謎だね。」

悠「ゴッドイーターのキグルミの中身も美少女だという説があったから」

ともき「それも確定じゃないんだな?」

悠「あくまでも「説」だ」

ともき「それをふなっしーにもなすりつけるな」

悠「なしになすりつけるとかマニアックな」

ともき「……」

ブンッ!
ひゅかっ!
悠「うぉぉぉっ!全力回避ぃいい!!」

優日「わぁ、気持ち悪い動き♪」

ともき「外したか…」

悠「やーめーろーよー。釘こん棒を横薙ぎにするとか当たったら顔の皮膚がめくれるだろ!」

優日「脱皮?」

悠「剥ぎとりだな」

ともき「ろくな素材が出そうにないな…」

優日「皮と骨と眼と毛?」

悠「やめろよ。なんかリアルでゾッとする」

ともき「モゲルだけでなく剥ぎとり対象にもなったんだな」

悠「そんな悪趣味な拷問は勘弁だわ」
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