ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(5/1/夜)ー

猿渡「ひゃひゃ」

後楽「かっかっか」

悠「はぁぁ……」

ともき「静かだといいな」

悠「どこが静かなんだ……」

ともき「お前が」

悠「おれとの痛快トークより、おっさんどもの笑い声のがいいのか、この浮気者!」

ともき「チッ」

悠「舌打ちも気にならない」

碧「気にしろよ」

悠「あのおっさんたちのウザさに比べたら舌打ちなんて舌打ちだぜ?」

ともき「日本語がおかしい」

猿渡「ボウズ」

悠「あんだよ!」

猿渡「なにカリカリしてるんだ?欲求不満か?ん?」

悠「それもあるが違う!」

ともき「それもあるのかよ…」

後楽「毎日美人のねーちゃんに囲まれてるのに、兄ちゃんの性欲は底なしだなぁ」

悠「バカめ。囲まれているから溜まることもあるだろうが!」

ともき「威張っていうこっちゃねーぞ」

後楽「だったら簡単じゃねーか。そういうのをまとめてすっきりさせてくれるお店に行けばいい」

悠「金がない」

ともき「あったらいくのか」

悠「いやー、そういうわけでもないんだけどねー、えへへ」

ともき「はにかむな気持ち悪い」

悠「気持ち悪い言われたよ」

猿渡「神姫ちゃんや雷果ちゃんとしっぽりやってんのかと思ってた」

悠「そんなこと神姫に頼んでみろしっぽりと血まみれだ」

ともき「しっぽり血まみれて……」

猿渡「きゃきゃ、神姫ちゃんもまだまだ初心いんだなぁ。」

悠「初心いって……」

猿渡「ボウズもまだまだだな。神姫ちゃんの初心い部分を分かってやらないなんて」

悠「あの完璧超人のどこに初心さがあるんだっーの」

猿渡「いろいろさ、いーろーいーろ。きゃきゃ」

悠「猿笑いウゼェ」

ともき「猿笑いってことば初めて聞いた」

後楽「でも、兄ちゃんはアレだろ」

悠「あ?」

後楽「あの美人だけどキツイ姉ちゃんに殴られたり罵声を浴びせられるのが好きなんだろ?」

悠「ひとを極M男みたいにいってんじゃねーぞ。リアルカチカチ山にしてやろうか」

後楽「昔話は残酷だよな……」

ともき「火を背負わされて、辛子塗られて、海に沈められる」

悠「そういうけどな、そうなる前に婆さんを惨殺してるからな。それぐらいされても仕方ないんだよ。」

猿渡「しっかし、最近の絵本は殺しとかのの描写をカットしてんだろ?ああいうのはちげーよなぁ。ちゃんと描写しねーと。なんだったけか、ほらなんか戦争談の漫画も規制とか何とかさわがれただろ?」

悠「裸足のゲンか?」

猿渡「それだそれ。なんでもかんでもダメダメいってちゃいかんよなぁ」

悠「エロ本とかもな」

ともき「なんで最後で台無しにした」
89/100ページ
スキ