ｰラスタ･ラブｰ

美樹「ん？いらっしゃい。今日は新顔ね。」

悠「おう。後輩だ」

綾織「どうも。」

琢磨「ちわっ。」

美樹「ふぅん。まぁ、うちは未成年とか気にしないからいいけどね。それでご注文は？」

悠「二人は飲める派か？」

綾織「俺は普通くらいだと思う。けど度数がたかいのと酎ハイはちょっと…」

琢磨「俺はぜんぜん大丈夫だ。けどワインカクテルは勘弁で」

悠「そうか…なら、美樹。俺と琢磨には度数高めのを、綾織には甘口で度数はほどほどで頼む。」

美樹「はいはい。」

悠「えーと、だいぶ経つけど改めて特別編のときはお疲れさん」

琢磨「悠こそ、色々お疲れ様」

綾織「ほんとにな。」

悠「はぁ…ま、いつものことだよ。」

澪「お待たせしました。ライチ･グレープフルーツとジン･アンド･イットです。」

ライチ･グレープフルーツ
5度中口ビルド
ライチ･リキュール45ml
グレープフルーツジュース適量
ミントチェリー

氷を入れたグラスにライチ･リキュールを注ぎ、冷えたグレープフルーツジュースで満たして軽くステアする。
好みでミントチェリーを飾る。

ジン･アンド･イット
36度中口ビルド
ドライ･ジン30ml
スィートベルモット30ml

ジンとスィートベルモットをそれぞれ同量ずつカクテルグラスにそそぐ。

悠「じゃ、乾杯」
綾織「乾杯」
琢磨「乾杯」

綾織「ライチ･リキュールのフルーティな甘さにグレープフルーツジュースのほろ苦さがベストマッチだな。これなら普通に飲めるし。」

琢磨「こっちもなかなか。マティーニの原形と言われるだけあってシンプルレシピの古典的なカクテルだな。」

悠「ジンもベルモットも冷やさないのが本来のスタイルだけど、ミキシング･グラスでステアしてから飲んでもいけるんだぞ。」

琢磨「悠は生粋の飲んべえだな。チョイスが渋すぎる。」

悠「俺だって最初から飲んべえだった訳じゃないぞ。一番最初にビールを飲んだときには、なんだこれ…こんな苦い飲み物の何が美味いんだ？って頃もあったさ。」

綾織「それで今では？」

悠「ビールに始まりリキュールに終われる超万能酒飲みだ。」

琢磨「完璧飲んべえだ。」

悠「まぁな！けど、バカみたいな飲み方はしないぞ。美味い酒に美味いつまみでチビチビとやるのが大好きだ。」

綾織「オッサンだ。」

悠「否定はできないな。それより…今さらなんだが俺はお前らをどうみたらいい？後輩でいいのか？それともペルソナ使いとかそっちのちゃんとしたほうか？」

綾織「いや…話しやすいほうでいいぞ。」

琢磨「今さらだしな。」

悠「おっけーね。トークテーマはどうする？」

琢磨「風紀委員として悠の悪行でも話すか？」

悠「やめてくれ。」

綾織「じゃあ…トークテーマとは違うけど召喚器があるんだけど。」

悠「おぉ！これが…召喚器か」

美樹「あのさ、店で暴れないでよ。」

悠「大丈夫、大丈夫。なぁ、これ撃ったら俺もペルソナだせるか？」

綾織「覚醒者じゃないし…どうかな。」

琢磨「悠なら出るんじゃないか？」

悠「ネコショウグンとかでてほしいな…よし。」

綾織「やるのか…(悠はクーフーリンとかかな)」

琢磨「……(ジャアクフロストだったら笑ってやろ。)」

悠「……来い。ペルソナ！」

マーラ『カハー…』

悠「マーラかよ！」

綾織「あははは！や、ヤベェ…」

琢磨「ぴ、ピッタリだ！あははははは！」

美樹「わ、笑いすぎてお腹痛い…」

澪「あははは！ふ、腹筋割れる…」

悠「…マララギオン撃ったろかお前ら…」