ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(4/27/夜)ー

悠「んぁー……」

ともき「なんて声出してる」

悠「え?」

ともき「え?」

悠「なにが?」

ともき「いや、奇声上げてただろ」

悠「ばんなそかなぁ~」

恋「いるらしいの無意識で大声を出す老人」

悠「誰が年寄りだ。お前にだけは年寄り扱いされたくないぞ」

恋「なんじゃと!どっからどうみても恋はぴちぴちじゃろ!」

悠「その言い回しが年寄りだろ」

恋「なにおぉっ!」

京「二人ともケンカはダメだ!」

悠「からかってるだけさ」

恋「それはそれで性質が悪いわ!」

ともき「年寄りっていうより両方とも子供……」

恋「誰がガキじゃ!お主らより恋は年上ぞ!」

ともき「えぇ……」

悠「なっ?年寄り扱いしてもガキ扱いしても切れるという……どうしろっていうんだろうな」

恋「お姉さんと呼べ」

悠「ごめん、それ無理」

ともき「はっきりいったな」

悠「おれはブスに美人だというタイプの嘘はつかないのと同時に、お姉さんと呼べないタイプは例え年上でもお姉さんなんていわない!!」

恋「つまり……恋はなんじゃといいたいんだ?」

悠「……掃除婦かな」

恋「よし、其処になおれ、銀河の果てまで蹴り飛ばしてやる。」

悠「おいおい、そんな腐女子が好きそうなサッカーゲームのキャラみたいな真似できるようになったのか……」

京「恋、落ち着け!」

恋「ええい、止めるでない!」

悠「そうだぞ、恋。少し落ち着け」

ともき「原因はお前だけどな」

恋「がるるっ!」

悠「わかった、わかった。それじゃあ今度マカロン買ってやるから」

恋「マカロン!」

京「魔霞龍(まかろん)?」

ともき「なんの新モンスターだ……そうじゃなくてお菓子だよ焼き菓子」

悠「おれはあんまりアレ好きじゃないんだけど。チョコ使ってる物も多いし」

恋「綺麗で美味しそうではないか!」

悠「お前って何か洋菓子に取りつかれてる気色があるよな…。」

恋「和菓子もよいが、やはり見栄えが良い洋菓子がそそられる。お主もそうおもうじゃろ?」

京「己か?」

恋「うむ、お主も女子じゃ。やはりスィーツは好きじゃろ?」

京「すぃーつ?」

悠「具体的に言うとケーキとかのことだよ」

京「あぁ!うん、好きだぞ。」

恋「ほれ見てみろ!」

悠「なんで勝ち誇ってるんだよ…なんもいってないのに…」

京「でも、悠やみんなといっしょに食べるもが一番おいしいと思う!」

恋「……」

悠「……」

ともき「さすがだなぁ」
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