ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(4/23/夜)ー

悠「そういえばお前と顔合わすのってひさびさじゃね?」

紅「だっけか?」

悠「だべだべ」

紅「会うときは会うのにな」

悠「紅は普段ふらふらしてるからな」

紅「悠だけにはいわれたくねぇわ。マジで」

悠「なんでじゃ!」

ともき「いや、理解しろよ」

悠「はにゃ?」

ともき「うわ…桁違いにムカつく」

紅「万死に値するなコレは」

悠「おいおい、むしろお金貰っていいレベルだよ」

ともき「賠償金か?」

悠「おれはもらう側!」

ともき「ねぇよ」

悠「照れてるのか?」

ともき「バット貸してくんない?」

紅「いくらでも」

悠「屈せんぞ!暴力には屈しないぞ!!」

紅「暴力で屈服させまくってるヤツのセリフとは思えないな」

悠「どこがだよ。平和主義だよ!ガンジーも素足で逃げ出すレベルの平和主義だよ!」

ともき「ガンジーも震えて切れるレベルの間違いだろ」

紅「~~!」

悠「笑え笑え、それだけでおれの気分が良くなっていく」

ともき「安いなお前」

悠「おいおい、どんな笑いも拾っていくのが芸人の務めだろ」

ともき「俺は芸人じゃねーよ!」

悠「でひゃひゃひゃ」

ともき「……」

碧「胃とか痛くならね?」

ともき「胃の痛みと血圧の上昇がちょっと…」

悠「なんだ、若いのに生活習慣病か?不摂生はダメだぞ」

ともき「病原菌が何いってる」

悠「誰がバイキンマンだ」

ともき「あっちの方が大分マシだ」

悠「いやいや、ヤヴァイぞ?カビだぞカビ。リアル、グリーン・ディだぞ?あのディアボロが躊躇するスタンド」

ともき「バイキンマンをスタンド使い扱いするな」

悠「似たようなもんだろ」

紅「じゃあ、アンパンマンは?」

悠「あれは、ジャムおじさんのスタンドだよ。パワー自動操作型。スタンド能力は餡パンを口にねじ込む。」

ともき「なんでそこだけ鬼畜なんだよ」

紅「~~!」

悠「甘さと厳しさを具現化したスタンドなんだよ」

ともき「いや、ジャムおじさんもスタンド使いじゃないし、仮に、仮にだ。アンパンマンがスタンドだったとしたら食パンとカレーパンマンは誰のスタンドだよ」

悠「食パンマンはバタ子さん。バターには食パンという強いエネルギーが具現化したんだ」

ともき「じゃあ、カレーパンマンはどうするんだよ」

悠「そんなもん決まってるチーズだ。」

ともき「犬かよ!」

悠「イギーだって犬だけどスタンド使いだ!これはもちろん、チーズにはカレーという強い思いが……」

ともき「そこまでカレーとチーズは引きあわねぇよ!」

碧「なんでもいいけど、例の如く紅がひん死だぞ。呼吸困難で」

紅「…~…~!」

悠「これだから紅好き」

ともき「はぁ」
81/100ページ
スキ