ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(4/18/夜)ー

悠「桜もすっかり葉桜。こっからは目指せ夏だな」

亮「早くないか?」

悠「スーパーとかだって二か月前からクリスマスグッズとか売りだすだろうが!」

亮「……それもそうか」

悠「だろうなのだぁっ!!」

京「夏になるとなにかいいことあるのか?」

悠「夏になるとな暑くになる」

京「ふんふん」

悠「つまり薄着になるってことだ!」

京「おー……っで、どういうことなんだ?」

悠「目の保養になるってことだ」

京「目の保養?」

亮「わっかりやすいなお前は…」

悠「シンプル、それこそがベストだ」

ともき「やかましいわ。煩悩魔神」

悠「WRYYYYYY!!」

京「薄着だといいのか?」

悠「いいもんなんだよ、薄着は。だけど脱げばいいってもんでもないんだけど」

亮「めんどくさいやつだな」

悠「そういうお前だって……」

亮「なんだよ」

悠「……」

亮「なんだよ……黙ってみるなよ」

ともき「目を合わせ続けると生気を吸われるぞ」

悠「おれを何だと思ってる」

京「己は悠に見られると恥ずかしいけど元気になっていくぞ!」

亮「乙女だな」

悠「ノンノン、漢女だ。」

ともき「じゃあ、その乙女に対して何かしてやれよ。」

悠「何か……ふむ、それじゃあ……どうしようか」

ともき「何にも考えなしかい!」

悠「おれがパッと何かサプライズが出来るような人間に見えるか?」

ともき「トラブルって言うサプライズなら起こせそうだけどな」

悠「失礼な!」

亮「その通りなんじゃね?」

悠「亮、ちょっと手を貸してくれ。ねじるから」

亮「やだよ?!」

悠「一回だけ、一回だけだから」

亮「一回も二回もされてたまるかっ!!」

ともき「無茶苦茶だな」

悠「そんなことない、こっちは千草に何回首をグギッてされたことだか」

千草「される理由があるからでしょ?」

悠「やられはしないっ!!」
びゅんっ!

千草「別になにもしないわよ」

亮「お前っていつも悠の後ろから登場するよな」

千草「すぐに絞められるようにね。」

ともき「殺る気満々だな」

千草「いや、絞めようかと思ったんだけどね。」

悠「さらっととんでもないこと言ってくれるな」

京「悠は己が守る!!」

千草「って、手ごわいガードが居たからやめたのよ」

亮「確かにアレはとてつもなく手ごわいな」

ともき「無敵だなぁ」

悠「頼もし過ぎるわ」
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