ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(4/14/夜)ー

六花「やっぱりこう首を狙いつつ顎を削ぐ蹴りが一番効果的だね。意識を刈りとれるしダメージもでかい」

京「蹴りかー。螺拳は拳技が多いからなー」

ともき「……」

悠「なんだろうな。ああしているとがりゅーもタダの女学生だよな」

ともき「ただの女学生はひとを蹴り倒す話しを和気あいあいとはしない」

悠「あかまた~、あ、間違えた。またまた~」

ともき「一回耳の穴に高水圧洗浄機突っこんで脳みそごと洗浄しろ」

悠「脳みそが流れ出ていっちゃいそうだからちょっと」

碧「そんなに入ってないだろ」

悠「スッカスカってか?おれの頭の中は頭蓋骨が占めて脳みそはちょろっとしかないってか?ああん?」

碧「そこまでいってねぇよ」

ともき「でも、納得できるな」

悠「何の納得だよ!納豆食うのいい間違いか?」

ともき「どんな間違いだ」

悠「こんな間違い。」

ともき「あぁ、お前の存在が間違いか」

悠「最近、真顔でこういうこと言うんだよ。」

澪「そうさせてるのは自分のせいだと気づいているか?」

悠「いつからそうさせていると錯覚していた?」

ともき「……」

悠「おおう、ついにはこっちすら見ていない。完全なるシカト!URYYYYY!!!」

ともき「うるせぇー!」

悠「最高にハイってやつだぁぁぁぁ!」

京「悠は、本当に元気だ!」

六花「元気ってか……なんか薬やってる系だけどねあれは」

京「薬?!悠、なにか病気なのか!」

六花「そうじゃなくて」

京「違うの?よかったぁ!」

六花「やだ、この娘。かわいい」

悠「そうなんだよ……可愛いんだよ」

京「じやあ、結婚して」

悠「ダメ」

京「うん、わかった。」

六花「何今のやりとり」

ともき「恒例行事……かな」

悠「おいおい、恒例行事ってなぁ?」

京「己はいつも本気だぞ!」

悠「……」

六花「いつもみたいに言えばいいのに「がりゅーはおれの嫁ー」って」

悠「コイツの場合は本気になるだろ」

六花「つまり、他のは遊びだと?」

悠「そーでもない。おれはなしっかりとがりゅーにも色んな人を見てほしいと思ってるだけだ。」

京「いろんな人を見てるぞ?」

悠「だったら……」

京「色んな人をみてるけど、一番好きで一番大切で一番守りたいと思うのは悠だけだ!」

悠「……」

六花「あたし、今ちょっとキュンと来た」

ともき「本物の愛って凄いよなぁ」

京「だから、悠に認めてもらえるように頑張る!」

悠「……ハイガンバッテクダサイ」

ともき「おい、カタカタになってぞ」

六花「世界中の大好きを集めても君に届けたい思いに足りない♪体中の愛がうたいだしてるぼくらの鼓動は全ての始まりだよ♪ハーレールーヤー♪」
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