ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(4/11/夜)ー

悠「痛っっ……。」

金剛「大丈夫か?」

悠「だいじょばない、金剛の腹筋が悪い」

金剛「……」

ともき「むちゃくちゃだな。」

摩耶「あはは、よくあるよくある。」

ともき「無いだろ」

悠「金剛の腹筋が硬すぎるから悪いのだっ!」

金剛「そうか、悪かったな」

悠「そんな素直に謝られても困る」

金剛「どうしろってんだ……」

悠「笑えよ、ベジータ。」

金剛「誰がベジータだ」

優日「雁首揃えてやってるね。」

悠「誰が大中小トリオだこの野郎」

優日「野郎じゃねーし」

悠「ですよねー」

ともき「っていうか、大中小トリオなんて誰も言ってないな」

摩耶「そして、悠君は決して中ではないしね。僕はどうせ少だけど、僕はどうせ少だけど」

悠「ごめんなさい」

摩耶「まぁ、許したげる」

優日「相変わらず関係が濃密だねぇ」

金剛「アンタの目にはこのやりとりがどんなふうに映ってるんだ」

優日「コント風に」

ともき「まぁ、茶番ではあるな」

摩耶「キウイジュース大ジョッキでひとつ」

澪「はいよ」

ともき「それ本当に気にいってるんだな」

摩耶「うん♪っということで、はい、金剛君どうぞ」

金剛「俺っ?!」

摩耶「身体にいいんだよ?」

金剛「身体にいいって……」

澪「生のキウイフルーツをジューサーしたものだから、本当に純度100%のジュースだ。栄養価も高いはず」

金剛「ここバーだよな?」

碧「そうだ」

ともき「まぁでも……今さらですよね。」

金剛「……それもそうだな。いただくよ」

優日「金剛さんすてきー」

金剛「そういうならもうちょっと感情こめて言ってくれ」

悠「金剛さんっ、素敵っ♪」

金剛「……」

悠「何見てんだゴラァ!!」

ともき「お前の奇行を見てるんだろ」

悠「感情こめて更に手を組んで全身で声援あげたのに」

金剛「あぁ、嬉しかったよ。うん。ごくっごくっ……ぷはっ……結構すっぱいな」

摩耶「そう?」

澪「キウイ100%だしな」

悠「おれはすっぱいの好きだけどな」

優日「よく、レモン齧ってるしね。」

悠「うん」

ともき「齧ってんのかよ!」

悠「あ、いや丸ごとかぶりついてる訳じゃないぞ?ちゃんとカットしてだ」

金剛「聞いてるだけで口の中に唾液が溢れてくる……」

ともき「ミラクルフルーツとか噛んでってわけじゃないんだよな?」

悠「うんにゃ、普通にレモンにかぶりつく。ビタミン超吸収、だ」

ともき「お前はホント……超極端だな」
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