ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(4/5/夜)ー

優日「週明けまで寒いらしいね」

悠「うー、嫌だわ。寒いのは勘弁だわぁん。」

ともき「気色悪い喋りかたやめろ」

悠「気色悪くない、むしろ気持ちいいかもしれないじゃないか!」

ともき「まるで意味が分からない」

悠「考えるな、感じるんだ」

ともき「悪意しか感じない」

優日「うまい!」

悠「うまくない!」

優日「うまかった!」

悠「うし負けた!」

ともき「なんの言い合いだ。」

悠「ワールドワイズな会話に決まってんだろ」

ともき「ああ、そう…」

悠「適当に相槌うたれた」

優日「相手にするのがめんどくさいんだよきっと」

悠「たまたま~。あ、間違えたまたまた~」

ともき「……」

優日「生ごみを見る目だ」

悠「生ごみだって肥料になるなんだぜ?」

ともき「めげないなホント…」

悠「これぐらいのことでめげてたら色々やってられなくなる。」

優日「ふぅん」

悠「興味なしだな」

優日「ないねぇー」

悠「じゃあ、興味ある話しをしよう」

優日「美味しいパスタが食べたい」

悠「男はラーメンだろ!!」

ともき「優日は女だろ」

悠「パンナコッタ!」

優日「食べたい」

ともき「なんてこった……って言いたかったのか?」

悠「話してたら何か腹減ってきたな。」

優日「美味しいパスタが食べたい」

悠「男なら黙って……」

ともき「ループするなループ」

悠「いや、ラーメンはスープだよ」

ともき「チッ……」

悠「舌打ち一丁!」

優日「じゃあ、ラーメンでいいから奢ってよ。チャーハンと餃子と唐揚げとエビマヨサラダと杏仁豆腐つきで」

悠「フルセットじゃねーか」

優日「いかにも!」

ともき「この時間帯にその量と脂っこさは強気過ぎるな」

優日「油は元気の源」

ともき「脂肪の源だろ」

悠「女に対して脂肪って単語をぶつけるともきも強気だな」

ともき「気にしたか?」

優日「いや、全然。」

悠「やだ、男前。」

優日「じゃあ、奢ってください。」

悠「無理、財布にお金ない」

ともき「二万は有るんだろ」

悠「チッ、ラジオで余計なこと言うんじゃなかった」

優日「ゴチになります!」

悠「いや、奢るとはいってない……」

優日「じゃあ、とりあえず食べながら話そう」

悠「……そうだな」

ともき「(絶対に奢らされる流れだな…)」
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