ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(4/3/夜)ー

悠「ジョジョが明日からはじまるお!」

ともき「らしいな」

真桜「こればっかりなの」

楓子「プシッ!へっ、プシッ!じゅる…」

ともき「……なんで、デコがいる?」

悠「いや、今日ラジオで話しただろ。どれぐらい酷いのか見せてやろうと思って」

ともき「やめたげろ」

楓子「ずるる…。こ、この程度、全然ズズッ、べいぎでずやよ。ぶへくしゅん!」

ともき「全然ダメだろ…」

澪「ほら、ティッシュ」

楓子「ずみばぜん…」

真桜「こんな調子でウザかったから一度塩水で鼻うがいさせたがあまり効果はなかったなの」

ともき「なんていったいま?」

真桜「効果はなかったなの」

ともき「その前」

真桜「塩水で鼻うがいなの」

碧「うっわ……」

澪「想像しただけで痛いな」

ともき「拷問だろ」

悠「拷問だけど鼻炎には結構効くんだぞ」

ともき「効くのか?」

悠「おれは治った」

楓子「ズビビ……んっ、はー、正直塩水で鼻うがいした後はのたうちましたやよ。でも、しばらくは鼻水止まったやよ」

真桜「そうだったのかなの」

ともき「えっ、効果ないって言ったんじゃ?」

真桜「のたうちだして見てられなくなって放置してたなの」

ともき「ひでぇ」

真桜「そもそも実行するとは思わなかったなの」

ともき「まぁ、確かに……」

悠「やる奴は馬鹿だよ」

ともき「お前やったんだろ?」

悠「やったよ。馬鹿だから」

楓子「師匠がやっているのなら、私も挑戦しないとと思いましてやよ」

ともき「その向上心はあらゆる意味で間違ってる」

悠「間違えて転んで成長していくんだ。人間は」

楓子「師匠……」

ともき「いや、そもそも悠自体が間違えて転んで何も成長せず。転んだまま進むから湾曲していってるだろ」

悠「おいおい、ひとをメビウスの輪みたいに言いやがって」

ともき「全然言ってねぇよ」

悠「ストォォォンフリィィィィ!」

真桜「病気なの。」

ともき「知ってる…」

碧「花粉症なんか目じゃないなコレ」

澪「治療不可だろ。どっかに入院させといた方がいいんじゃないか?」

真桜「居ないと居ないで困るから入院じゃなく自宅療養なの」

悠「病人扱いをやめろ!!」

楓子「ずびびっ……うー……」

ともき「っていうか、まずはこの娘をどうにかしてやれよ」

悠「どうにかって……気絶させるとか?」

真桜「それは眠れない時の方法なの」

ともき「違う違う。全然違うから」

楓子「へっ……ぷしゅっん!」
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