ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(3/24/夜)ー

悠「焼き肉くいたいわぁ」

金剛「毎度」

悠「お安く食べたいわぁ」

金剛「いつも割り引いてやってるだろ。友達価格で」

悠「奢ってくれたらもっと嬉しいわぁ」

金剛「図々しいってレベルじゃないぞ」

悠「えー、ちょっとしたおねだりなのに~」

いじいじ
金剛「気持ち悪いから太股を指の腹でなぞるな」

悠「じゃあ、大胆にわしわしと…」

金剛「やめろ」

ともき「何がしたいんだアイツは」

京「男同士の友情ってああいう感じなのか?」

ともき「全然違うと断言しておく」

京「じゃあ、悠が特別なのか」

ともき「特別って言えば特別だが、ただのマイノリティともいえる」

京「マイノリティ?」

ともき「社会的少数派って意味だ」

悠「聞き捨てならないな」

ともき「なら、心にとどめとくといい」

悠「そうきたか…」

金剛「少数派っていうか……コイツみたいなのは一個体だけどな」

悠「生物はみな一個体だよ」

金剛「だれがそんな話しを大風呂敷に広げろと言った」

悠「……神が、かな」

金剛「……」

ともき「神も何を信じてないだろお前」

悠「信仰はしてないけど、実際神っぽいのとか悪魔はみたことあるから信じてなくはない」

金剛「悪魔なんて居るわけ無いだろ」

悠「お前が悪魔を否定するのはおかしい」

金剛「なんでだよ」

悠「悪魔(柏)と関わり深いだろ」

金剛「…………って、アイツは人間だろ!」

ともき「間が長かったですね」

京「悠は悪魔とか見えるのか?!」

悠「見えるって言うか、普通の人間と変わらないぞ。見た目は」

京「そうなのか。」

ともき「妙なこと教えるなよ」

悠「事実だ」

ともき「だとしても普通は悪魔が見えるとかいわないだろ。」

悠「焼きにく食いたいなぁ」

ともき「テメェ自身が鉄板で焼かれろ」

悠「めっちゃ怖いこと言われた」

金剛「焼き土下座ってやつか」

悠「おれが謝罪するときはな本気で謝罪なんかしてるわけ無いだろ!うわべだけだ!だから、焼き土下座なんてするほど信念のある謝罪なんかしない!!」

ともき「コイツ全力で最低なこと言ってるな」

金剛「聞かせちゃいけないと思ったからとっさにがりゅーの耳を塞いだがよかったか?」

ともき「コイツの本性をいっそ聞かせてもよかったと思いますよ」

京「なんで己の耳塞いでるんだ?」

悠「しまった、最近がりゅーがいるのが普通になってたから、つい普段通りにいてしまった」

ともき「……お前でも多少はがりゅーちゃんの前では遠慮があったんだな」

悠「そりゃまぁ、ヘタにショック与えると九頭竜のお姉さまにドツキまわされるからな」
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