ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(3/17/夜)ー

緋斗「悠やんってどっかしらに痣とかあるけどマゾなん?」

悠「ていっ」

ベシッ!
緋斗「ありがとございますっ!」

ともき「後輩を叩くな」

悠「指導だ」

緋斗「えー……」

悠「自分だって礼言ってるじゃん」

緋斗「そのほうが面白いからそうしろいうたんは悠やんですやん。」

ともき「お前は……」

悠「いや、面白いと思って」

ともき「緋斗も何でも受け入れるな」

緋斗「いやー、笑いにどん欲やなんて、照れますわ」

ともき「いってねぇよ」

悠「脳内変換って良いよね」

ともき「お前の場合は変換以前に耳と耳の間にちくわでも詰まってるだろ」

悠「ああ、だから右から左へ抜けていっちゃうのか」

緋斗「生モノやから適度に取りかえんと腐るね。」

悠「衛生はバッチリ大丈夫さ」

ともき「それ以前に脳みそが腐ってるだろ」

緋斗「あ、そっか」

悠「オラァ!」

ドゴッ!
緋斗「あざっ……?!」

ともき「お前加減しろよ……普通に悶絶してるぞ」

悠「つい、スタンドで……」

ともき「いや、お前が殴ってたから」

悠「……やれやれだぜ」

ともき「おい、平気か?」

緋斗「中身……でそう……やわ」

悠「それは内臓的なものか?それともゲロ的なものか?」

緋斗「両方……」

悠「それはそこそこ見ものだな」

ともき「いい加減にしろ」

ガゴンッ!
悠「後頭部をガラスの灰皿で叩くのはいいのか?」

ともき「これぐらいしてもなんともない奴だからいいんだよ」

悠「適材適所か……」

ともき「使い方が間違ってる」

悠「誰が存在そのものが間違ってるだ!」

ともき「その通りだけどいってねぇよ!」

悠「なかなか酷いと思わないか?」

緋斗「思わんていうたら殴るやろ?」

悠「うん」

緋斗「……酷いんとちゃうかなー」

悠「ほらみろ、緋斗こういってるぞ!」

ともき「いわしてるの間違いだろ」

悠「岩志輝さん?」

ともき「帰れ」

悠「エッチしたらもう帰れかよ!」

緋斗「悠やん、さすがに何言うとるかわけわかめちゃんやで」

悠「耳で聞くんじゃない、感じるんだ」

緋斗「エクスタシーを?」

ともき「ただの変態じゃねーか」

悠「いや、ははっ。照れるな」

ともき「褒めてないし、褒められてると思ってるから脳が腐ってるって言うんだよ」

悠「脳は腐ってても心は綺麗なんです!心は錦なんです!」

ともき「そこが一番魔窟とかしてるだろ」

悠「いや、オアシスかな心だけに」

緋斗「心のオアシス」

ともき「お前で安らげるわけ無いだろ」

緋斗「確かに」

悠「アパカ!」

ガスッ!
緋斗「あざっす!」
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