ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅱ】~10

ーラスタ・ラヴ(3/14/夜)ー

悠「んっんー……身体がなまってるかもしれない」
ググッ

ともき「食っちゃ寝してるからだろ」

悠「そんな、ダメ、主婦、みたいな……ことしぇぇぇ……ね、えーよっ……!」
ググッ

ともき「……気持ち悪いほど柔らかいな」

悠「なぁ、おれと話しをするときの前後どっちかに気持ち悪いって単語つけてないか最近?」
ググッ

ともき「昔からだ」

悠「気のせいでもなかった!!」
ググッ

翡翠「…じゅうなんしながらしゃべるとしたかむ…」

悠「そこまでドジじゃガジッ!?!????」

ともき「噛んだな」

翡翠「…いたそう…」

神姫「こんばんわ」
グシャ
悠「んっぎ?!」

久秀「今日は冷えるわね。」
グシュ!
悠「あ゛んぎゅっ!」

神姫「あら、今何か踏んだ?」

久秀「気のせいでしょ」

悠「うぉぃっ!」

神姫「這いつくばって何してるの気持ち悪い」

久秀「あぁ、自分は地面に這いつくばる虫けらですって身体で表現してるの?大丈夫よ、悠はそこまでではないから。クスクス」

悠「もうやだー、このドSコンビおうちかえるー!!」

神姫「誰がドSよ」

ピッ!ドゴォン!
悠「ぐあしっ!」

久秀「ふふっ。カワイイ」

ともき「すごいな……一分の間に三回も地面とぶつかってる」

翡翠「…ねぇねぇ、みえない…」

ともき「見なくていいことだからね。教育上よくないし」

久秀「あら、そこのアナタそれは違うわよ」

ともき「ん?」

久秀「こういう人間をどういう風に扱うべきかを今の内から学べるじゃない」

ともき「少なくともこういう事は学ばなくていいことだよ」

悠「っか、誰かひとりくらいおれを心配しろよ」

神姫「ぴんぴんしてるじゃない」

久秀「あら、気がつかなくてごめんなさい。もうちょっと焙っといた方がいいわよね。」

悠「心配の方向が違う。なにが悲しくていじめられたりない方を心配してくれなんていうのよ。僕はマゾじゃないですよ」

神姫「今日も雨だったわね。」

久秀「私は雨苦手なのよね。雨って言うか湿気が嫌いなんだけど」

悠「はい、来ましたよ。ガン無視」

ともき「構われても酷い目にしか合わないんだから良いじゃないか」

悠「どぼぢでぞんなごどいうの!」

ともき「気持ち悪い声出すな」

翡翠「…たいへんだね…」

悠「大変なんだよ。分かってくれるのは翡翠だけだよ」

なでこなでこ
翡翠「…んっ///…」

ともき「大変にしてるのは自分のせいだとも思うけどな…」

悠「ソンナコトナイヨ」

神姫「……」

久秀「……」

悠「無茶苦茶冷たくて鋭い視線が飛んできてるけど気にしないよ!怖いから振り向かないけどね!!」

ともき「穴開かないといいな」

悠「あり得そうで怖いわ……。っか、なんだろうあの組み合わせ。あまりの事に今さら気になったけど、気にしたらダメなんだよね…。」
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